
往生際の悪い私ですが、だって買いたかったのに買えなかったものもあるわけで
帰ってきてから近所で売ってたら、やっぱり買っちゃうでしょ?
確かにお土産とはいえないですけど。
並ばなければ買えないという、出町ふたばの「豆餅」。
近所のデパートの京都物産展で売ってました!空輸だってさ。
これはぜひ買って帰らねばーーー。

こんなプラスチックのパックじゃなくてさー、もうちょっと写真何とかしろよー
と言いたくなるお気持ちは十分承知しておりますが
紙包みを開けてから、家のものたちの胃袋に収まるまでの
ほんのわずかな瞬間をとらえた、貴重な写真なんですのよ。
いや、冗談じゃなく。(笑)
お味のほうは、豆入りのやわらかーいお餅に上品な甘みの餡子。
取り立ててどう、ってわけじゃないのにとても美味しいのです。
「餡子はあまり得意じゃないけどこの豆餅は好き。」という人が多いのも頷けます。
餡子苦手の代表(?)、うちの夫も一つ丸ごと食べてました。
(なんだ、食べられるんなら京都で和菓子屋さんめぐりもっと出来たのに…)
もひとつ、lazyMikiさんのブログで気になっていた
「半兵衛麩」の生麩。こちらも出店してました。
粟麩と田楽味噌を買ってきて、家で生麩田楽、作ってみました。

うわーい、もっちもちで美味しいです。
お味噌はどうしてもあまるので
「そしたら大根とかお茄子にもいいですよ。」とお店の人に教えてもらい
ふろふき大根&なす田楽もやって堪能いたしました。
…こうしてみると、非常に「モチ」度数が高うございますね。
もち好きゆえ、仕方のないことなのですが。(笑)
***
しつこく書き綴ってきた京都ネタも、これにておしまいです。
長らくお付き合いくださいましてありがとうございました。
→京都2007秋INDEX
5時半から食べ始めれば何とか間に合うかなぁ、とお店に入れてもらい
手持ち無沙汰な私たちに
「軽食ならすぐお作りできますけど」とランチメニューを持ってきてくれました。
後から知ったのだけど、営業時間外だったんですね。すんませんでした…^^;
ランチもディナーもお手ごろ価格だし、ボリュームたっぷりだし、
本当はちゃんとした時間に来たかったのですが…。
夫は京野菜プレート。↓

私は京野菜カレー。↓

京野菜のレストランだけあって、野菜が美味しいです。
カレーの唐辛子、出てきたときはちょっと怖かったですが(辛いの少し苦手…)
伏見とうがらしという辛くないやつだったので大丈夫でした。^^
ケーキが美味しそうだったけど、、時間がないので諦めました。(涙)
ここ、「新風館」は、レンガ造りのレトロな外観に
お洋服屋さんなどおしゃれなショップが入っているところ。
もうすでに(この日は11月8日)イルミネーションが飾られていました!
写真ヘタすぎ!!

では、新幹線にダッシュ!(笑)
《あと1回、続く》
TAWAWA新風館店
→京都2007秋INDEX
もう少しですのでお付き合いください。
*************
露瑚さんでお腹いっぱいになってしまったので、
せっかくの一保堂茶舗で喫茶室を利用できず残念。
ここで、妹に「お茶の美味しいやつ」とのリクエストを思い出して
「玉露雁ヶ音」缶入りを購入。「玉露」とあるが「雁ヶ音(茎茶)」
であるのでお値段はリーズナブル。
これを缶に入れて売ってるのは本店だけらしい。
私みたいなこと家族に言われた人が、
お土産っぽい体裁の出物を欲しがったんだよ、きっと。(笑)
やっぱ100g3000円とかするお茶にいきなり手は出せません…。
包装紙が見たかったので、しかも包んでもらいます。
次来る時は喫茶室リベンジと、高級煎茶を、と心に誓いつつ…

寺町通を下って、鳩居堂。
お香と文具の老舗で、ここはぜひ来たいなーと思っていたお店でした。
案の定、紙モノ好きの私はあれもこれも欲しくなってしまいますが
「ホントに使うものだけな!」と夫に釘を刺されて、

そういう夫は、クリスマスに郷里に出す和柄ポストカードを選ぶのに
私以上に時間をかけてましたけど。
(季節感がちょっと、と指摘すると、
「いーのいーの、どうせ向こうの人たち分からないから」と。…いーのか??)

可愛らしい柄なのですが、色展開が思ったより少なくて
「この柄でこの色があればいいのになぁ…」と。でも小さいサイズの、買いました。
夫はてぬぐいで作ったマスクが気に入って(着けるとマジ怪しい人なんだけど…)
買っちゃってました。(笑)
三条通にはこじんまりとお洒落なショップが多く
「京都デザインハウス」とか気になってたので覗いてみます。
でも覗くだけ。(笑)
素敵なんだけど基本的にモダンデザインなので京都で買う必要性を感じなかったの。
もし京都に住んでたら絶対通ってしまう気はするけど。

アメ横みたいなのを想像してたのですが、アメ横は大袋やまとめていくらでどーんと買い物する祝祭空間(??)なのに対し、錦市場はお魚1匹、お豆腐1丁から吟味して買い物する、って感じ。
「こんなもんじゃ」の豆乳ドーナツ揚げたて10個200円(旨かった!)
をつまみ食いしながらあちこちへのお土産をこまごまとお買い物。
こーゆーとこ好きなの~~錦市場LOVE♪
←錦大友で購入したお麩。
この可愛さに一目ぼれ。
ああ、早くお吸い物作りたい。(笑)
そうそう、錦市場では仲良くしてくださるブロガーさんたちへのお土産も購入。
美しく写真を撮って下さっているので良かったら…。^^
→縫い物好きのあの人へ
→お手紙好きのあの人へ
→甘いもの好きのあの人へ
すみません。すっかり皆さんの写真に頼りきっております…(汗)
もう一往復くらいしたかったとこですけど、
この辺でひざ痛がピークに達しましたので(←おばあさん)
京都高島屋で仕事関係へのおみやげ選んで、おしまいにします。
さて、新幹線の時間もあるので、このあと夕食へ~。
《続く》
→京都2007秋INDEX
役立つ京都情報もたくさんいただいたうえに、
お土産まで下さって。なんていい人なんだ、Mikiさん…(涙)

菱屋の「うすばね」と「太夫あられ」。
おせんべの仲間にするにはあまりにデリケートな
割れやすい物なので、ていねいに梱包してくださっていて。
おかげでほとんど全く壊れもせずに届きましたよー。
煎茶を入れようとしたところで、ふと
(そしたら甘いものが欲しくなる→甘いものの後にまた「うすばね」が食べたくなる)
というエンドレスループにはまってすぐ無くなりそうなので
もったいないので甘い飲み物にしてループを閉じておく作戦を思いつき、
お供は抹茶ラテにしてみました。(意味不明)
子供たちに見つかったらいずれなくなってしまう運命なのだが…

「うすばね」!なんて上品な歯ざわり&口溶けなんでしょう!
これが壊れずに京都から我が家まで届いたなんて、奇跡だわ。
そしてこれ、ほんのり甘いので、
ドリンクは煎茶にしてもエンドレスループの心配は要らなかったかも。(笑)
「太夫あられ」のほうも、カリカリよりむしろ「サクサク」って感じで
あっさりした味付けで、ついついたくさん食べてしまいそうです。
あ~、やっぱりMikiさんはいろんな美味しいものを知っているのだわねぇ。
京都に行ったら買うべきものが、また一つ増えてしまいました。
「菱屋」さん。覚えておきます。
Mikiさんホントにありがとうございました~~♪
きっと幼稚園でお茶を習っていたからかな。
お干菓子、と探すと、甘春堂さんが有名みたいでしたが
三十三間堂そばにある七条甘春堂さん
(暖簾分けの関係か、別のお店みたいですね)にも
可愛らしいお干菓子がたくさん置いてありましたので、娘たちにおみやげはここで。


紅葉や銀杏、菊は落雁です。
よく内容を確かめないで買ってしまったのですが、一個くらい和三盆が入ってるかと思ったら、全部落雁でした。(笑)
左下、柚玉はさわやかなユズ風味。
でもなぜか、右下の有平糖が一番人気がありました。

餅菓子好きな上の娘には、こちらのもみじもち。綺麗な色なのでつい。
赤いほうは柿の味、黄色いほう(東福寺の通天もみじを模してある)は柚子の味。
…今になって気づいたけど、柚子の登場回数多いですね。^^;
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おすすめいただいた割烹 露瑚さんにお昼の予約をしました。
木屋町の路地奥、鴨川の見える静かなお店です。
私たちと入れ替わりにお客さんが出て行かれ、その後は静寂そのもの。


↑夫の頼んだ自家製紀州梅酒ソーダ割(左)と
私の頼んだ酢橘ジュース。この日もたくさん歩いて暑かったのです。
酢橘ジュースはとってもさわやかでgoodでした。あんな小さい酢橘を絞って
ジュースにするにはさぞかし大変…って、機械でもあるのでしょうか?
ええと、お昼の「コース」と思って(Mikiさんとこで拝見したのはコースだった)
お電話したのですが、3500円のは「お弁当」とのこと。
ま、お弁当でもいいです。
私は、一品ずつ持ってきてくれてお料理の説明とかしてもらうの好きなんだけど
実は夫は、お店では適度に放っておいてもらいたい人だと今回の旅で判明したので
結果オーライでございます。(笑)

こじんまりとして見えますが、
左端の小さいお重にはいろいろぎっしりと入っていて、宝石箱さながら。
かなりの満足感です。
ご飯に乗っているたっぷりのちりめん山椒が美味しくて、夫はおかわりしてました。
おじゃこもふっくらやさしく炊いてあって、青山椒がやわらかくて香り高いのです。
「どこのだろう。買って帰りたい。」と、お店の方に聞いてみたらば
お店で作っているそうで…。
このあと錦市場や高島屋の地下でおじゃこ屋さんを物色するものの、
ここのみたいに美味しいのは見つけられませんでした…。(涙)
目にも舌にも美味しい「露瑚」さん。
もう一度京都に来る事があったら、きっとまた立ち寄ると思います。
Mikiさんありがとう~♪
《もう少し続く》
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「晩ご飯どうしよう~」「もう、ラーメンか何かでいい」てことで、京都駅の上のほうにある
「京都ラーメン小路」内にある「ざんまい屋」さんで塩ラーメン。ふつうに美味しかった。
さすがにカメラもって出なかったので写真はなし。(笑)
ひとつ気がついたことがあるのですが、
京都はみなさん、ご飯食べるのがゆっくり。
たとえラーメン屋さんでも軽く1時間は居るのではないでしょうか?
いつも外に食べに行くと、私たちより後からお店に入った人が
私たちより先に食べ終わって出て行くことが多いのですが
(すごい食べるの遅い家族なの…)
京都では、ゆっくり食べていてもそんなこと一度もなかったのです。
良い傾向です。
翌日も快晴!
で、「ここは私は行ったことあるけれども、夫に見せとくべきだな」
と思って三十三間堂に行きました~。

まずは規模と数でびっくりさせておけ、という安易な発想。(笑)
目論見どおりびっくりしてたし、ここは一番気に入った様子。
私の記憶の中では「三十三間堂は恐ろしく足元の冷えるところ」
と言う印象だったのですが、見学順路にじゅうたんが敷いてあったため平気でした。
一度見たから私には退屈かもなー、と思ったけどそうでもなかった。
風神雷神像や、二十八部衆像をゆーっくり眺められて楽しかった。
やはり子供の時はどこを見るべきかよく分かってなかったからな。
中高生を無理やりこーゆーとこ連れてきても無駄だわね。
大人になってから来たい人だけ来るべきです。
実はこの旅には裏メニュー「雨が降ったらコース」を用意してございまして、
それはこの三十三間堂の真向かい、国立博物館で開催されていた「狩野永徳展」。
そのため「一日くらい雨が降っても良い、むしろ降ってくれないかな…」
位の気持ちだったのですが、残念ながら?3日間とも快晴。
この日も、同じバス停でぞろぞろ降りる人が
皆さん博物館に吸い込まれるのを横目で見ながらだったのですけどね。
あんな長い列に並んじゃったら、お昼予約した「露瑚」さんにいけなくなっちゃうし。
(花より団子!笑)
《続く》
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(森見さんが『四畳半』の中でご利益をこき下ろしていたので
吉田神社にはお参りせずに素通りしてしまった…笑)
疲れちゃったのでいったんホテルに戻ってお昼寝しようか
そんでまた夜になってから繰り出そうか、と相談して東大路通からバスに乗りました。
でも清水道まで来たところで
「やっぱり清水寺リベンジしよう!」と思い立ち、
お昼寝モードに突入しそうな夫をバスから引きずり降ろし、
修学旅行生にもみくちゃにされながら、清水寺。
いや、すごい人出です。紅葉は全然なのに。
あまりに人が多いので、
「ほら、ここが有名な清水の舞台だよ」
と言っても全然ピンとこない様子の夫。
↓ここまで連れてきてようやく、自分がどこにいたのか分かったみたい。(笑)

あれ?今なら舞台の上も比較的すいていた?(笑)
でも夫が本当に感心していたのはここ↓

縁の下?舞台下というの?
「あ!これテレビで見たよ。釘を一本も使わず、木組みだけで建ててあるってやつでしょ。」
(じつは建築学科出身の子)
バスからここまで寝ぼけ眼だったのが急に目キラキラさせて
「すごいなぁ!」と感心しきり。
確かに紅葉がまだのこの時、いちばんの見どころはここかもしれないねぇ。
他の人は誰も見ていないけれども。(笑)
このあと、二年坂、参寧坂のお店を冷やかしながら歩いたらマジ疲れたので
ほんとにホテルに帰ってお昼寝しました。(笑)
《続く》
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「歩ける…けどちょうど良くバスが来たらそれに乗る!」と
中途半端な決意をしてふたたび移動。
結局ちょうど良くバスは来なかったので、歩きました。
そして山、登りました。お目当てはここ。

山頂からちょっと下りたとこにあるカフェ、「茂庵」。
本当は神楽岡通から登るのが正解だったみたいですが
今出川通から登ってしまったらこれがけっこうきついのです。
山頂に着く頃には汗だくで息が上がってしまっています。
正面の山腹に五山送り火の大文字が見えました。
が、学生さんがお昼寝をしていたので写真は遠慮しました。
お昼寝には絶好のロケーションだと思いました。(笑)
隠れ家的存在なのかと思いきや、お店の前には順番待ちのお客さんがたくさん。
でも木漏れ日が降り注ぎ小鳥のさえずりだけが聞こえるなかに
キャンバスチェアが置いてあるので、待つのはまったく苦になりません。
皆さんオシャレしており、ハイヒールでこの山登ってくるのは
大変だったろうなぁ、と妙なところに感心しつつ。

二階の窓からは京都の町が一望できます。
三方が窓なのでどこに座ってもいい眺め。
この日は窓が開け放ってあって、涼しい風が(ときどき虫も)入ってきます。
ランチタイムぎりぎりに滑り込み、夫はピタサンドセットとコーヒー。
私はあまりお腹がすいていなくて「さつまいもシフォン」とホット柚子ジュース。

ほっこりやさしい甘さが、山登りの疲れを癒してくれます。
ピタサンドはすでに相当齧られてあったので写真はなし。
3種類から2種類選べて、彼はグリル野菜とトマト&チーズにしてました。
ひと口もらったらすごく美味しかったです!
あとスープ(確かマッシュルームのポタージュ?)も美味しかった。
思わず長居してしまう、ホントに素敵なカフェでした。
山を登ってでも行く価値あります。それとも山を登るから余計いいのかな?
《続く》
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参道なんてもう、修学旅行生の列でいっぱい。
さすが銀閣寺でございます。
ここは拝観券がお札なので、パンフに挟んで少していねいにバッグに入れました。
家に帰ってどこに貼ろうかな。
↓銀沙灘(手前の砂のお庭)から向月台(奥のお椀を伏せたような山の形)。

いやぁ、いいお天気過ぎて照り返しがきついです。
特別公開(別料金)を払わなくても、実は中が良く見えます。
蕪村作の襖絵「棕櫚に叭叭鳥図」なんてそれはよく見えました。
ただ、さすがに弄清亭の襖絵までは、お庭からは見えませんでした。(笑)
見てください、この夏と見紛うばかりの照り返し!(建物は国宝・東求堂)
正午近かったので、このときが一番暑かった。

裏山に上ると、人も少なくて少し涼しいです。水も流れててほっとします。
裏山から銀閣をパチリ。(下は大混雑で建物に近づけなさそうなので)
しまった!てっぺんの鳳凰が少し切れた!

裏山からは遠くまで見渡せます。
次に行く吉田山はあの辺だなー、近く見えるけど、歩くと結構ありそう。
などと思いながら下界へ戻ります…。
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