おうちしごと日報

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「数学ガール ゲーデルの不完全性定理」

数学ガールの3冊目!
前の2冊より、これが一番私には面白かったです。
でもすごく難しかった。ちゃんと理解はできてないです。

数学ガール/ゲーデルの不完全性定理

結城 浩 / ソフトバンククリエイティブ


41/100

すごーく難しかったにもかかわらず、面白いと思えたのは
作者さんの腕ですね!すごい!

私のようなものにも分かるように、
簡単な論理クイズから始めて、ペアノの公理で論理の練習、
集合で無限を扱えることを示しながら、
概念拡張時の困難を《飛躍前の停滞》なんて文学的な言葉を使ったりする。

極限とか、形式的体系とか、ゲーデル数とか、
こんなの知ってたら絶対数学の勉強も楽しかったんだろうなぁ。

とくにゲーデル数のところなんて、この本の中でも言ってたけど
コンピュータ言語のような感じ。(コンピュータ言語よく知らないけど)
意味の世界と形式の世界を行き来するの、面白かった。

やっぱりもっとゆっくり読みたいです。
最後のほうなんて数式そっくり飛ばして読んでましたから(笑)
文庫本になったら絶対買っとこう。もちろんノートも用意して。
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by yurinippo | 2010-06-26 11:24 | book

「屋久島ジュウソウ」

紀行文、好きなのですよ。
好きな作家さんのものならなおさら。

屋久島ジュウソウ

森 絵都 / 集英社


40/100

ただこの本、読んだら直ちに屋久島に行きたくなるとか、
そういうタイプの旅行記とかではありません。

て言うか、私など「屋久島だけはやめておこう・・」とまで思いましたもん(笑)

あまり準備をせず行き当たりばったりの旅をし、
(でも出版社がおぜん立てしてくれるあたりはどうだろう)
遠くへ旅をしても、ちょっとした冒険になっても、
結局自分の身の回りのことだけを淡々と書くこの姿勢!

まあ、そうなのですよね。
人間どんな珍しいものを見たって、
自分の理解の及ぶ範囲でしか見えないし分からない。
だったらそれを逆手にとって、
「旅をしている私と、私の周りのこと」だけ書いたっていいじゃない。
そんな旅の仕方だっていいじゃない。

と、いつも出かける前にガイドブックと首っ引きの私は
少しうらやましく思うのでした。とほほ。

そうそう、この本の中でも、先日読んだ小川洋子さんの「博士の本棚」の中でも、
武田百合子の「富士日記」の、誰が何を食べた、という記述が面白いと言われていたので
ガゼン興味が湧いて図書館に予約しようと思ったら3巻組なのね。
いま予約枠がいっぱいで・3冊も入らない…また今度にします。
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by yurinippo | 2010-06-26 09:15 | book

オルセー美術館展2010 ポスト印象派

あじさい寺↓と同じ日に、行ってまいりました。
私、印象派に「新印象派」だの「ポスト印象派」だのいう
区分があることさえ知らないで観に行ってましたが、
でもオルセー美術館の大改修を機にたくさんの作品が来ていて、
大変に見ごたえのある展覧会ではありました。

その代り、ものすごく混んでいました。平日にもかかわらず。
日曜美術館で紹介された直後だったのかな?
きっと私のようなミーハー(死語?)にわか美術ファンが大勢押し掛けてきていたのでしょうな。

混んでて良く見えない、と監視員のお姉さんに大声で食ってかかってるおじさんもいました。
「金払って見に来てるのに」というのはそういう人たちの常套句ですが、
お金を払ってるのは絵を見ることに対してであって、
監視員のお姉さんに大声出してうっぷんを晴らすことに対してではないはず。
「入場制限をすればいいんだ!」とも言ってましたが、
炎天下、外で1時間並んで待たされている自分、ってのは想像してないんでしょうね~(笑)

静かにゆったりと展覧会を楽しみたい気持ちは
ひじょーーーーによく解るのですが、
その雰囲気を率先してぶち壊さなくてもいいじゃないか。


ま、そのようなカオスの中にあっても、比較的空いてる絵というのもありまして、
私が見たかったゴーギャンとかルソーはちゃんとゆっくり見られました。

そして同様に、モーリス・ドニとか、エドゥアール・ヴュイヤールとかの
「ナビ派」(この言葉も良く知らなかったのですが)のところも空いてて、
よーく見てたら私こういうの好きだってことに気付きました。
シンプルな線、ベタ塗りのような色、
かろうじて風景画なんだけどどうも何か違うことを言いたそうに見えるんです。

って、絵の見方もよく解らない素人が生意気言ってすみません。
こういう絵が好き、ってこと言いたいだけです。

作品の点数が多かっただけに、
もしこの展覧会が空いていたら、
前半の、モネやスーラやセザンヌやゴッホを熱心に鑑賞し、
おそらく後半の「ナビ派」や「象徴主義」は、
疲れてしまって半分くらいの熱心さしか持たなかったかもしれないので、
かえって混んでてよかったのか。とさえ思いました。
(負け惜しみも20%くらい入っていますが)


オルセー美術館展2010 「ポスト印象派」
の公式ホームページはこちら

8月16日までだそうです。
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by yurinippo | 2010-06-23 17:39 | art

あじさい寺 再び

5月の終わりごろ、隣町の本土寺というお寺に行った話をしましたが
あじさいの咲いてる時期にもう一回行こう、という計画を
何とか実現しました。

こちらの本土寺、地元では「あじさい寺」として有名でして、
あじさいシーズンにはハンパなく混むらしいので、
いつも素敵な写真を物にしてらっしゃるlazyMikiさんを見習って、
頑張って早起きして、開門一番、乗り込んでまいりました~~。
(とはいえ朝8時ですが…)

咲いてる咲いてる♪
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もうすでにすごい高級そうなカメラに三脚かついだ方々が
境内にたくさんいらっしゃいました。。

でもさすが朝イチです。
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誰もいない、奇跡の一瞬!
(さらに向こうに、私たちが退くのを待ってる方がいらっしゃいました)

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朝露。

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小道を抜けると、向こうに菖蒲池があります。

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だんだん日が高くなってきて、
水面がキラキラ眩しい~~

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ガクアジサイって、
良く見るとまんなかのプチプチが可愛いですよね。

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花弁が光に透けてきれい。


おでかけ画報にもあじさい写真をupしましたので
ご覧頂けると嬉しいです。→あじさい寺、見ごろ

一日お休みだったので、
この後は国立新美術館の オルセー美術館展2010 に行きました。
また別記事で書きますね~。
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by yurinippo | 2010-06-19 11:55 | diary

最近のパン焼き

ミルクハース。

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山食。

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ホシノ丹沢酵母のカンパーニュ。

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久しぶりにパンの画像をアップしたと思ったら
全然変わり映えしなくてごめんなさい。。。


そうそう!
7月からエキサイトブログにも本文の下に広告が入ってしまうんですってね!
なんだかがっかりなんですけど。
運営にお金かかるのだろうとは思いますが、
機能拡張よりも、シンプルなのが良かったのに。

いろいろ我慢しながら使い続けるか。
有料プランも考えるか悩むところ。

それともいっそのことお引っ越ししてしまうか。
(でも他に、無料で広告の入らないblogってあるのかな…)
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by yurinippo | 2010-06-18 22:18 | bread

「博士の本棚」

小川洋子さんのエッセイです。

博士の本棚

小川 洋子 / 新潮社


39/100

ここのところ、作家の読書案内、みたいな本を立て続けに読んでいます。
いつも思うのは、
書き手として優秀な人って、読み手としてもやっぱり優秀。
たくさん読んで、自分のものとして吸収しているのですよね~。

前回、「カラーひよことコーヒー豆」を読んだときに
小川洋子さんと自分にはあまり共通点がなく、
大好きなんだけど似ていない、というのが何となくうれしい、
というようなことを書いたのですが、

実はこの「博士の本棚」にある、小川洋子さんの読書傾向は
けっこう自分と重なるところがありました。
「家守綺譚」とか、クラフト・エヴィング商會とか。
だから、ここに紹介されていた本でまだ読んでいないものを
片っぱしから読みたい衝動に駆られました。(笑)

どこまで伸びる、わたしの読書リスト。
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by yurinippo | 2010-06-18 09:31 | book

「よもつひらさか」

今邑彩さんのことを、今まで知らなかったのですが、
帯に宮部みゆきさんが書いていた言葉が魅力的だったので
借りてきてみました。

12編のホラー短編集。

よもつひらさか

今邑 彩 / 集英社


38/100

一つ一つのお話が、きれいにまとめられていて読みやすく、
心理描写も巧みで、きっちり怖い。
(なんだか上から目線な感想ですみません…)

すぐ読み終わっちゃいましたが、楽しめました。

表題作が一番好きかな~。
あと、「見知らぬあなた」と「生まれ変わり」は
それぞれ違う意味で怖かったです。

今邑さんの違う本も読んでみたいと思いました。
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by yurinippo | 2010-06-18 09:16 | book

チョコレート味のあれこれ

チョコレートは冬のもの。
なのですが、なぜか最近チョコ味のお菓子を焼いたりしております。

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チョコレートのフィナンシェ。
シリコンはきれいに型だしができる、と思っていたのですが
このミニローズ型は細かいところが難しい。
フィナンシェの場合、バターを型にたっぷり塗って焼くので
細かい型でも出しやすい。
最近はもっぱらフィナンシェ用に使ってます。

…ま、バターを塗りさえすればどんな生地でも大丈夫ですが。
というわけで。↓

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先日、母の友達に頼まれて焼いたもの。
たかこさんレシピの、クランベリーのバターケーキです。
少しホワイトチョコが入って、ミルキーなコクがあって好き。
クランベリーのほかにラズベリーやいちごでもやってみたいな。


それから、シリコン型で思い出して、
ミニクグロフ型も久しぶりに使いました。

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ココア&チョコチップのパンです。

娘たちもパパも、チョコレート大好きなので、
こういうの焼くととても喜びます。
でも一番喜ぶのは、私。(笑)

高カロリーなものばっかり作ってしまったので、
しばらく自重します。。。
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by yurinippo | 2010-06-16 13:59 | sweets

「鉄の時代」

あ、こちらは少し重たい本ですね。

鉄の時代 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-11)

J.M. クッツェー / 河出書房新社


37/100

狙ったわけではないのですが、
ワールドカップ南アフリカ大会が開幕したタイミングで予約してたのが届きました。

ノーベル賞作家クッツェーは南アフリカの出身。
本作「鉄の時代」はアパルトヘイト政策の崩壊直前、
癌におかされた老婆を主人公にした作品です。

主人公の病状も、主人公を取り巻く社会情勢も
何とも不穏な雰囲気なのですが、
それでも、なのかそれゆえに、なのか、
自分の手の届く範囲の人との絆を積極的に築いていく老婆。

差別と暴力のむごさも相当に堪えます。
たとえば、作品中に肌の色についての記述はほとんどないのですが
誰が白人で誰が黒人なのかは一目瞭然です。
アパルトヘイトはそれほどまでに徹底している。いた。
主人公の目の前で、まだ10代の知り合いの少年が殺されたり。

それでも、
主人公の何代も前のご先祖たちが犯した罪ゆえに引き起こされる不幸を
全て自分のものとして引き受ける覚悟には
とても強い感銘を受けます。

なので読後感はさほど悪くないです。

サッカー見ながら南アフリカに少しでも興味が湧いた方は
読んでみてはいかがでしょうか。

意外にも、差別は遠い国にだけあるものではないことに気づくかもしれません。
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by yurinippo | 2010-06-14 18:08 | book

「卵一個ぶんのお祝い。」

ここのところ本読みが幾分ハイペースになってきました。
軽めの本ばかり読んでいるからかしら。

東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

川上 弘美 / 平凡社


36/100

といってもまだ36冊でしたか…。

川上弘美さんのエッセイ、大好きです。
もちろん小説も好きなんです。不思議な雰囲気で。
あのゆるふわ感そのままの日常を生きているのかと思うと、
そちらのほうが驚愕なんですけどね~。

あ、もちろん「これホント?」みたいなことも多い
(というかその部分は多分フィクション)
のですが、まあ、これ全部ウソでもいいや、面白いし。

私もこのくらいのゆるさで生きていきたい。
でも凡人はそれでは食べてゆけない(笑)
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by yurinippo | 2010-06-14 17:36 | book