おうちしごと日報

yurinippo.exblog.jp

<   2009年 08月 ( 19 )   > この月の画像一覧

フィナンシェ

台風が近づいてきているようで、雨風が強くなってまいりました。
上の子は一足先に今日から学校なのですが、ちゃんと帰ってこられるかなぁ…

昨日の選挙と台風のニュースで今日はもちきりですね~。
選挙と言えば、ワタクシ昨日初めて「出口調査」に遭遇しました。
いつも選挙速報見ては、「出口調査なんて、どこでやってんだろうね~」と
思っていたのですが、ちゃんとやってましたよ。


さて、夏休み中に下の娘は例の如くプリンに夢中で、
卵黄ばっかり使うものだから冷凍庫の中が卵白だらけになっとりました。

冷凍卵白を一気に消費すべく!
e0017161_10252019.jpg

シェル型も、2年くらい前に買ったのに今頃はじめて使ってみました。

評判を聞いて買ったものの、
グラム単位の計量が面倒で、まったく作ってなかったこちらの本から。

おいしい!生地―スポンジ、パウンド、シフォン…焼きっぱなしで極上に

小嶋 ルミ / 文化出版局



型も本も、しまいこみ過ぎだよ…。

実はレシピより少しアーモンドパウダーが足りなくて、
薄力粉多めの配合になってしまったのですが、(←グラム単位の意味なし!)
それでも激ウマ!
フィナンシェってお家でこんなに美味しく作れるのね~。
ちょっと感動しました。

これで、レシピ通りに作ったらどんだけ美味しいんだろう…
[PR]
by yurinippo | 2009-08-31 10:28 | sweets

「英雄の書 上・下」

先に上巻、3日おいて下巻が届くというグッドタイミング♪

英雄の書 上

宮部 みゆき / 毎日新聞社


英雄の書 下

宮部 みゆき / 毎日新聞社


61/100


あら~?amazonのレビューでは評価が低いようですね。
小5の女の子がこんなに賢いのはリアリティに欠けると。

でもこういう状況になったらこれくらい考えるし、やるよ。
5年生にもなれば。

私はとても面白く、興味深く読みました。
同じくらいの年頃の子どもを持っているので
他人事とは思えなかったってのもありますし。

「英雄」と言う言葉、
人類の歴史の中にもいろんな英雄がいますけれども、
そのおおもととなる「英雄」と言う存在(概念?)。
「英雄」のなす素晴らしい勝利、栄光と、その裏にある殺戮。
祭り上げられ、また引きずりおろされる「英雄」。

そして「物語」。
歴史も人生も全て「物語」であり、「物語」は嘘である。
そして嘘と知りながら物語を紡ぐ者、必要とする者はすべて罪人であると。
(これ以上はネタばれ…)

でも擬人化された本たちは可愛らしく、
宮部さんの本や物語への愛が感じられます。

何よりこの想像力。
現実世界のやりきれなさをこれだけファンタジー世界に投影できる想像力が素晴らしい。
ラストも宮部さんらしい終わり方だと思いました。
続編ありそうだね。
[PR]
by yurinippo | 2009-08-29 12:09 | book

「用もないのに」

うーん、やっぱり最近旅の本多いよね、私。
「イン・ザ・プール」とかでおなじみの、奥田英朗さんの小旅行エッセイ。

用もないのに

奥田 英朗 / 文藝春秋


60/100

作家さんてこんな、ふとした思いつきを口にしただけで
出版社が旅行を手配してくれるものなの~~?
と言うのがまずうらやましい。
しかも行き先が、なんか私が行きそうなところばかり(笑)

北京オリンピック、NYや仙台に野球観戦、フジロックに富士急ハイランド!
富士急ハイランドでは奥田さん「ええじゃないか」と言う超絶叫マシンに乗ってたので拍手!
私あれはどうしても無理だった。下から見てるだけで足が竦んじゃって。
あと愛知万博…(←これは別にうらやましくなかった)

本当は不精なくせして、「自分だけ楽しさを知らないんじゃないか」という
猜疑心から行ってみたくなるってところが可笑しかったです。
けっこうチケット入手困難なのばかりですよね。
仙台は楽天の初めてのシーズン、地元初戦だし、
北京オリンピックは言わずもがなのプラチナチケット。
フジロックのチケット入手の難しさはワタクシ去年身をもって体験したばかりだし~~。

いいないいな、奥田さん。

オヤジのフジロック体験は本当に実用的な意味で、参考になりました。
いつか行くことがあったらよい雨具と折りたたみ椅子は必ず持参します!
わたしもけっこう良い年ですので…(涙)
[PR]
by yurinippo | 2009-08-29 11:38 | book

「植物図鑑」

といっても図鑑じゃないですよ~
有川浩さんの最新刊です。表紙も可愛いね。


植物図鑑

有川 浩 / 角川書店(角川グループパブリッシング)


59/100


普通の恋愛小説に「雑草食」と言うキーワードが入るとなんかときめきますね~。
…恋愛部分じゃなくて雑草にときめくのは私だけかもしれませんが…。
しかも、作中のレシピが巻末に少し載ってます。わたし、作ってみる?

初出がケータイ小説ってことで、
ほどほどに軽く、かなりベタな展開ですが
それでも許しちゃうのは雑草食と、この男の子が良いからでしょうね。
家事が上手で3食作ってくれるってすごくない?
お休みの日には自転車で雑草つみに行って、
その成果を晩ごはんのおかずにするんですよー。

理想的なデート。


でもふと考えるとね、
女の子にとっても「家に誰かいて美味しいご飯作ってくれる」ってことが
あれほど心和むものだってことはさ、
やっぱり男の人にとっても同様だよね。

「家に帰ったらニコニコと出迎えてくれて、
料理上手な優しいお嫁さんが欲しい」
とかいうのを、そんなの男の身勝手なファンタジーとか
言っちゃいけないなーと思いましたことよ。(笑)
[PR]
by yurinippo | 2009-08-27 10:55 | book

「オン・ザ・ロード」

ついに手を出してしまった。
河出書房「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」です。

まあ、1年間くらいかけてゆっくり読んでいければ。

オン・ザ・ロード (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-1)

ジャック・ケルアック / 河出書房新社


58/100

主人公サルは若い小説家、ディーンという西部から来たスピード狂で女たらしの男に
半ば引っぱりまわされるように、でも半ば自分から飛び出すようにして
ニューヨークからサンフランシスコ、そしてまた東へまた西へ、
今度は南へ行ってメキシコへ、とヒッチハイクやバスやポンコツ車で旅をするお話です。

最初は西海岸への強いあこがれで旅を始めたのに、
ついてみたら物足りなくて、いつしか旅そのものが目的になってしまっている様子。
旅の途中では何度もヒドイ目に会って打ちのめされるのに。

このディーンって奴が、すごくデタラメで行き当たりばったりで、
サル以外の友人からは厄病神あつかいされるほどの人物なのですが
彼の底なしの自由さはやっぱり魅力的。サルもすごい影響うけてるし。
行く先々で「世界一可愛い女の子」を見つけてしまうので
絶対に彼氏や夫にはしたくないタイプですけれど。

最後たどり着いたメキシコは最高だったな~
天国のようでもあり、地獄のようでもありました。

映画にしたら恐ろしく長い、素敵なロードムービーになると思ったら
コッポラ監督が映画化を構想中らしいですね~。
でもずいぶん前から構想中で、今も構想中…。本当に完成するのかな。
[PR]
by yurinippo | 2009-08-27 10:31 | book

東北の旅 ~弘前編④教会と趣のある建物~

ちょっと間があきましたが、弘前散歩の続きです。
かなり夕方になってきて、ますます写真が拙くなって参りました…。

日本聖公会 弘前昇天教会。
e0017161_1572926.jpg

中道主義の教会で、米国人の設計により大正時代に建てられたもの。

外観はかなり年季が入っていますが、
中は古いながらも手入れが行き届いています。

夕陽を浴びる祭壇。
e0017161_1511428.jpg

なんとなく人懐こい感じのする教会でした~。^^
ここのリードオルガンは120年前の米国製でとても貴重なものなんだそうですが…
後から知ったのでよく見なかったの。残念!


カトリック弘前協会。
弘前の名建築は堀江佐吉さんという棟梁の手になるものが多いのですが
こちらは堀江佐吉の弟、横山常吉さんの作で、明治末期の建物です。

e0017161_1523325.jpg

↑の弘前昇天教会もそうだったのですが、靴を脱いで上がります。
そしてこちらは、畳敷きもいい感じ。

e0017161_1524342.jpg

ステンドグラス右下は岩木山だね!
弘前らしい絵柄なのですよ~。とっても綺麗。

ゴシック様式の祭壇は1866年に制作されたといわれているそう。
e0017161_168542.jpg



日本基督教団 弘前教会。
明治8年に創立された、東北最古のプロテスタントの教会だそう。
e0017161_16123847.jpg

こちらは外観だけなのですが、
(夕方遅かったため閉まっていました…)
とても100年前に建てられたとは信じがたい、立派な建物でした。
中も見たかったなぁ~。


これらの教会もそうですけど、街並みに溶け込んだ
古そうな建物がほかにもたくさんあります。
e0017161_16191820.jpg

明治16年に建てられた元呉服店、今は「百石町展示館」として
展示会などやっているそう。


e0017161_1621475.jpg

こちらも古そうでした。電線や車でちょっと見えにくいですね。
煉瓦の1階部分、すごく素敵なんですよ~。


e0017161_1623583.jpg

夕方ちゃんと撮れなくて、朝もう一度訪れて写真に収めました。
もう見るからに時計店ですね。
ていうか、時計店以外のものにはなり得ないこの造形!(笑)
おもちゃみたいな可愛さ全開です♪


これらすべて、中心街の歩いて行けるところにあるのです。
楽しいお散歩でした。
[PR]
by yurinippo | 2009-08-24 16:31 | travel

「ノルウェイの森 上・下」

あーこれ、一番好きかも、村上春樹作品の中で。
果たしてこの本が一番上出来なのか、
それとも私が村上春樹の読み方をマスターしたからなのか。

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

村上 春樹 / 講談社


ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

村上 春樹 / 講談社


57/100

「結局何を言いたいの?」なんて思わなければ
村上春樹さんの小説はとても楽しめます。

音楽が村上作品の重要な要素ですので
今回、私の知っている曲が多かったのが良かったのかも。
ビートルズとかね。

ストーリーは一人の若者の恋愛模様で、
愛情とセックスのバランスが思うようにとれず、
しかも近しい人の自殺が絡み合ってきて、、、とよくある話です。
どんなによくある話でも、その当人にとってみればかなり堪えるものなわけです。

私には主人公も、はかなげなヒロインの直子も、
正直あまり好きなタイプではないのですが、
抱える痛みみたいなものはすごく切なかったです。
緑は良かったな。生命力のかたまりって感じで。


何よりの収穫は、
どんな作家さんでも好きになろうと根気よく読んでいればいつかは好きになる!
あるいは好きな作品が一つくらいは現れる!
ってことがわかったことです。(笑)
[PR]
by yurinippo | 2009-08-22 16:24 | book

「東京夜話」

↓の「宵山万華鏡」を読んで、
京都のあまりのディープさに腰を抜かしそうになったあと、
いやいや、東京だって十分にディープではないかと思いなおす一冊。

東京夜話 (新潮文庫)

いしい しんじ / 新潮社


56/100

へべれけに酔っぱらっていないとたどり着けない東京があるみたい。
わたしゃ東京で飲んでても終電に乗って柏まで帰ってこないといけないので
なかなかこういう顔の東京は見られませんけれど。

面白いと思った話もあれば、そうでもない話もあるけれど、
こういうごった煮っぽい短編集も楽しいと思いました。

体にいろいろ落書きされちゃう犬の話がわたしは好きだな。
[PR]
by yurinippo | 2009-08-20 17:17 | book

「宵山万華鏡」

リクエストを入れたタイミングが良かったのか、
「恋文の技術」より先に来ちゃったよーん。

宵山万華鏡

森見登美彦 / 集英社


55/100

可愛らしい表紙。
そして内容も、カラフルで幻想的なファンタジーでした。

独特なオモシロ文体「森見節」はすこし影をひそめ、
「きつねのはなし」を思わせるちょっとダークな語り口も新鮮でした。

京都には絶対こんな風な不思議がありそうだって!

--恐るべし京都、恐るべし祇園祭、恐るべし宵山。
--素人の俺が、一人でほっつき歩くべきではなかったのだ。
           (本文より)

と、一緒につぶやきながら読みましょう。
そして私も、金魚鉢風船欲しい!!!
[PR]
by yurinippo | 2009-08-20 17:06 | book

「ニシノユキヒコの恋と冒険」

旅の話が途中ですが
図書館の予約がここへ来て急に動き出したので
読書ネタをば。

ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫)

川上 弘美 / 新潮社


54/100

ニシノユキヒコってカタカナで書くと
神様の名前か何かみたい。と思って手に取った1冊。
川上弘美さんの恋愛小説は摩訶不思議で好きなのです。

ただ、これはあんまり不思議なことは出てきませんで、
しょーもないけど憎めない、ニシノユキヒコという一人の女たらしをめぐる10人の女の回想です。

実際にニシノユキヒコみたいな男と出会っちゃったら、
(まあいないとおもうけど)
ここに出てくる女たちのように
心のどこかで、「好きになり過ぎちゃいけない」とか
「捨てられても傷つくまい」とか唱えながら好きになりそうな。

あるいは手もなく騙されるか。(笑)

タイトルには「恋と冒険」とあるけれど「冒険」はあんまりないな~。
[PR]
by yurinippo | 2009-08-20 16:55 | book