おうちしごと日報

yurinippo.exblog.jp

<   2008年 05月 ( 18 )   > この月の画像一覧

「GENTE ~リストランテの人々~」1,2

久しぶりにコミックのコーナーをうろうろしていたら、
オノ・ナツメの新しいのがたくさん出ていて、思わず買ってしまいました。
子供がマンガばかり買うのに「また無駄遣いして…」と言えないな。(笑)

「老眼鏡紳士萌え」という新ジャンル(?)を開拓した
「リストランテ・パラディーゾ」の外伝シリーズ。

GENTE 1 (Fx COMICS)
オノ・ナツメ / / 太田出版
ISBN : 4778320476

GENTE2 (Fx COMICS)
オノ ナツメ / / 太田出版
ISBN : 4778320603


そういえば、「リストランテ・パラディーゾ」の感想で
「あと2,3冊シリーズで読めばキャラの見分けがつくようになりそう」
とかなんとか書いたのですが、あれ、大当たり。

大体さぁ、漫画では、
紳士と言えば「温厚な人物」、メガネと言えば「クールな頭脳派」とかの
アイコンだったはずなのに、
全員メガネおじさんじゃ反則だっつーの。(笑)

でも、この2冊では、登場人物一人一人にスポットライトが当てられていて
もう大丈夫、見分けがつくようになりました。

料理もワインも美味しくて、スタッフも素敵で、
幸せになれるリストランテ、こんなとこがあったら絶対通うのになー。(笑)
[PR]
by yurinippo | 2008-05-28 16:51 | book

「十二の嘘と十二の真実」

本の記事ばかりでごめんなさい。

十二の嘘と十二の真実
あさの あつこ / / 徳間書店


「バッテリー」とか読むべきなのだろうけど、
なんとなくこちらを手に取ってしまいました。

怖くて、面白い。

中世の王妃の話と、現代の老婆の話を交互に12編づつ、という構成。
残酷な場面は苦手だけど、それでも読まずにはいられません。
「この世で、最も恐ろしくおぞましい生き物」が人間、て言われるとそのとおりだなぁと。
そういう怖さでした。

併録されている「崖の上」という短編は、悲しくて美しい作品でした。

38/100
[PR]
by yurinippo | 2008-05-28 15:06 | book

「Ave Maria」

こちらも蒼くんを主人公にした番外編。
建築探偵桜井京介シリーズ13作目。

シリーズ第5作目の「原罪の庭」のその後のお話です。

Ave Maria (講談社ノベルス)
篠田 真由美 / / 講談社


とぎれとぎれに読んでいると、だんだんわけわからなくなってしまいます…。
今回、以前通っていた職場のあたりが舞台なので
なじみ深い地名が出てきて面白かった。

蒼くんが、苦しみながらもまっすぐ成長している様子が嬉しいのです。
(おばさん目線)

37/100
[PR]
by yurinippo | 2008-05-28 15:05 | book

「センネン画報」

森見登美彦氏のブログで、「帯を書いた」と紹介されていて、
きれいなブルーの表紙の絵が印象的だったので、
本屋さんで見つけて思わず手に取りました。

同名のブログでほぼ毎日更新しているものを、書籍化したそうです。
こちらで見られます。
でもどうしても、本で持っておきたくて。
ハードカバーにもかかわらず、買ってしまいました。

センネン画報
今日マチ子 / / 太田出版
ISBN : 477832059X

叙情マンガとは何ぞや。

これ読めばわかります。

セリフはほとんどなく、毎日の何気ない一瞬が
どうしてこんなにキラキラして切ないのでしょうか。

中にはわからないのもあるんだけど、
わからないのも分からないなりにいいんだな。

多摩川べり、風をはらんだ教室の窓のカーテン、
学校のプール、海辺、空、暗くなってからの帰り道
iPod、カメラ…

小説だったら「行間」と表現するところ
マンガだから「コマとコマの間」を読むのが楽しい。

それと、これを好きな人が大勢いる、ってのが、嬉しい。
そんなマンガです。

#窓とカーテンの間って、私も大好きだったなぁ。
[PR]
by yurinippo | 2008-05-28 11:04 | book

「カラ兄」読了…

過去記事を繰っていたら読み始めたのは去年の8月だって!!

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)
ドストエフスキー / / 光文社
カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)
ドストエフスキー / / 光文社
カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫)
ドストエフスキー / / 光文社
ISBN : 4334751237
カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)
亀山 郁夫 / / 光文社
ISBN : 4334751326
カラマーゾフの兄弟 5 エピローグ別巻 (5) (光文社古典新訳文庫)
ドストエフスキー / / 光文社
ISBN : 4334751334


私同様、新潮文庫版の原卓也訳で挫折した人が多いらしくてちょっと安心。(笑)
亀山訳は読みやすい!と評判だった…はずなのですが
第1部と第2部で大苦戦を強いられました。たぶんここで半年以上費やした。

つらかったのは、最初のうち、登場人物のうち誰も好きになれなかったことです。
父のフョードルはもちろん(殺されて当然、のような人物に描かれている)
後先考えず激情型で浪費家の長男ミーチャも、冷徹な次男イワンも、
純情でやさしい三男アリョーシャでさえ、なんだか好きになれなかったんだもん。

第2部に入って、それぞれの内面を描き出し始めても、
彼らったらすぐに興奮して長いセリフを言い始めてしまい、
私はどうもそのテンションについて行かれず大変な思いをしました。
「プロとコントラ」で、イワンの語る「大審問官」と、ゾシマ長老の物語を読んでようやく
重層的なこの物語の魅力を理解し始めた感じかな。
第3部以降は一気に物語がクライマックスに向けてなだれ込むのでスイスイ読めました。

巻末の「読書ガイド」、エピローグ後の「解題」にずいぶん助けられました。
あと、しおりに登場人物が記してあるのが、
聞きなれないロシアの名前による混乱を防いでくれました。
「父称」というものの存在を知っただけで、かなり人物の関係が分かりやすくなった。

あんなに最初苦労したのがうそのように面白かったのです。
しかも最後には、あんなに嫌いだったミーチャも大好きになってしまい、
ケチなスケベなタヌキ親父フョードルさえも
なんだか愛すべき人物に思えてくるのが不思議。

で、読みきって少し自信がついたので、
今後はいわゆる「古典」にも、手を出してみようかなー、と思いました。

なんだかあまり内容の感想になっておらず申し訳ないです。

36/100
[PR]
by yurinippo | 2008-05-26 18:24 | book

パティシエ・イナムラ・ショウゾウ

国立博物館の薬師寺展の後は、前から行ってみたかったケーキ屋さん、
パティシエ・イナムラ・ショウゾウに。
サイトはまだ工事中みたい)出来上がっていました!

こちら、有名パティシエのお店らしいのですが、
わざわざ買いに行くにも、とても便利とは言えない場所にあるのです。
何かのついでって言ったら、やっぱ博物館のついでだよな。(笑)

地図を見ながらだったので迷わずに、しかも近くまで行けば看板も出ていて親切。
そして行列しているのですぐわかります。

小さいお店だから入りきれなくて並ぶけど、どんどん売れるのでどんどん作って、
お店の人の対応も丁寧ながらテキパキとしているので
並んでいても不快ではありません。桜並木の木陰も気持ちいいし。

中へ入ると、レモネードのサービスもあって、暑い日だったのでありがたいです。
イートインスペースなどはなく、外に置かれたベンチで若いカップルが買ったケーキをさっそくパクついているのが微笑ましかったです。
並んでいる人が「それ、おいしい?」「すげー美味しいです!」とか。(笑)

e0017161_12504989.jpg

私たちが買って帰ったのはこちら。

右上より時計回りに
利休(抹茶のムースの中にパンナコッタ)、イル・フロマージュ(レアチーズケーキの中にラズベリーソース)、 ドーム・ショコラ、フランボワーズ、パッション・マンゴー、イチゴのミルフィーユ、洋ナシのムース(?タルトだっけ?)。上野の山のモンブラン。
(一部名前が違うかも…)

私は「利休」(期間限定)を食べたのですが、濃厚なミルク味と抹茶のすがすがしい香りが
ものすごーっく美味しかった♪
フランボワーズを食べた下の娘も、イル・フロマージュを食べた上の娘も、
洋ナシを食べた夫も、一口食べてほぼ同時に「おいしい~♪」と叫んでました。(笑)

4つは階下の両親と、妹と姪っこにあげてしまったのですが
全部美味しかったって言ってました。

不便なとこだけど、やっぱりまた買いに行こう。
[PR]
by yurinippo | 2008-05-24 13:33 | sweets

国宝 薬師寺展

門外不出の国宝が東京に来ているというので、休みだった夫を誘って出かけてきました。
(薬師寺展にたどり着くまでがやたらと長い記事になっていますので
テキトーに読み飛ばして下さい。)

「混雑情報」によると、平日は午後3時以降が空いているらしい…と。
(先日の東山魁夷展と同じこと言ってる)

じゃ、とにかくまずお昼を食べてから。
芸大近くの「ペペ・ル・モコ」というお店へ行ってみることに。

…すみません、例によってカメラ忘れてます…

フレンチのお店なのですが、ランチは1575円からとリーズナブル。
でもってお料理美味しいの。

スープはガスパッチョ(私)とサツマイモの冷たいポタージュ(夫)。
魚料理(私)はカニクリームコロッケとホタテのテリーヌをサーモンで挟んだもの。
(名前がついていたかなぁ…)
肉料理(夫)は青森県産ローストポーク。
夫はコーヒーとデザートが付くコースを頼んで、
デザートの代わりにチーズの盛り合わせにしても、と言われてすごい悩んでチーズに。

昼間だから、と思ってワインは頼まなかったのですが、
「やっぱりワイン頼めばよかったなぁ」と、食事中3回くらい言った。(笑)

こじんまりとした店内と飾らない接客で、地元の人に愛されてる感じのお店でした。
機会があったらまた行きたいと思いました。



さて、いよいよ薬師寺展へ。

e0017161_8521574.jpg


先ほどチケット売り場にも長蛇の列ができているのを横目で見ていたので
チケットの列がだいぶ短くなっていてホッとして並ぶ…が、中で入場制限しているらしく
なんと70分待ち!
でも仕方がないのでチケット買おうとしていると、見知らぬ女性が
「70分待っても入ります?私70分は待てないから、これあげます」と

招待券を下さいました!

ビックリして嬉しくて、その時はろくにお礼も申し上げられませんでしたが、
本当にありがとうございました!!

いやーん、なんてラッキーなのかしら♪

薬師寺展の列に並ぶ前に、予習しておこうね、と本館の展示を見ることに~。
なにしろ私と夫なのでね、予備知識が中学校の教科書レベルもアヤシイくらい。
その間に列が短くなってるといいね、と目論んで。

きっと薬師寺展に合わせて、インド~中国~朝鮮半島~日本に至る仏像の変遷
みたいな展示をしていたので、これから見る日光・月光菩薩立像や聖観音菩薩立像が
どのくらいに位置するものなのかは夫も把握した、かな。

3時になってもそれほど列は減っておらず、でも50分ほど並んでやっと入れました。
入口付近の混雑をかいくぐり、次のお部屋の東塔の水煙へ。
これこれ、lazyMikiさんにいただいた、今年の年賀状♪
Mikiさんも、お友達と出かけられたのですよね。

e0017161_1274085.jpg聖観音菩薩立像は想像していたより少し小さいものでした。

すっきりした体形や顔立ちにキラキラした装飾品をまとい、ため息が出るような美しさ。

私は、ただ眺めて「きれい…」とか思うだけで満足なんだけど、
夫が「髪型が僕の知ってる仏像っぽくない」だの、「あの手の形に何か意味があるのか」だの
私には答えられない質問をしてくるのでうっとうしい。
うっとうしいけれども、そんなこと聞かれると私も気になっちゃうので、
これから少し調べようかなーとも思う。


e0017161_1253066.jpgいよいよメインの日光菩薩立像と月光菩薩立像。(チケットの写真)

すごい大混雑だけど、こちらは思ったより大きいので見えないってことはないです。
対になっているからと言って左右対称ではないのですね!
日光菩薩が凛とした雰囲気なら、月光菩薩は柔らかな動きがあるのです。

普段は見られない後姿もよーっく見てきました。
後ろには装飾が少ない分、完璧なプロポーションがよくわかります。
これ見られただけで満足です。


e0017161_1284575.jpgあと吉祥天像も人混みをかきわけて見てきました。

出品数はそれほど多くないのにお客さんの人数がすごいので、
いかんせん展示の前にはすごい人だかりが。
しかも吉祥天像、小さいし。

人酔いして頭くらくらしながら、会場の外に出て、
次の目的地であるパティスリーへ~♪
(実はそっちがメインではないのか…)
 
と、長すぎるのでこれは別記事に…
[PR]
by yurinippo | 2008-05-24 12:17 | diary

最近のパン

ネタがたまりすぎなのでカテゴリ毎にまとめてアップすることにした。

最近焼いたパンはこちら。
地味なのばかりでごめんなさい。

e0017161_15561521.jpgポーリッシュ法のバゲットです。
いつも焼いているやつ。

「うっしっし、今日のクープはもしかしてすごく上手くいったんじゃない?」などと自惚れていたのですが、オーブンから出したら、クープは完全に無視されていますよ…。
全部つながっちゃってんの。へこむー。
でも、こうなっちゃったときって、味は結構おいしいのよね。

寒い日もあったけど、5月ともなると発酵が進みやすいよなー、と思って時間を短めにしたらやや足りなかったのかな?
と反省して、今日少し長めにとったら…長すぎて失敗した。(泣)

e0017161_1652384.jpgそれから、「ほんのり幸せ、おうちパン」のレシピで焼いたベーグル。

これも少し発酵が足りなかったかもしれない。

真ん中の穴がおへそになっちゃって、継ぎ目のところがはちきれそうになっていました。
んでも、これもおいしかったことはおいしかった。
次回はもうほんの少しだけ、発酵を長めにとってみようと思います。

e0017161_1691939.jpgサーモンとクリームチーズとオニオンスライスを挟みました。
普通だけど、間違いなく美味しい組み合わせ♪

いまひとつは、全粒粉食パン。
e0017161_16202059.jpgいつもと違う全粒粉を使ったら、なんだか美味しくないの。
粉っぽいっていうか、パサパサした感じで全然だめ。
やっぱり次買うときは、江別製粉のやつに戻すことにする。
500gだけにしておいて良かった。…まだあるんだけどね。使うのやだなー。
[PR]
by yurinippo | 2008-05-22 16:25 | bread

「angels -天使たちの長い夜」

先週、私のPCが壊れてしまい、ただいま夫の仕事用PCに居候の身なので
blogの更新がままなりません。新しいのが欲しいなぁ…。

すっかりネタがたまってしまいました。まずは読んだ本から。

angels―天使たちの長い夜 (講談社ノベルス)
篠田 真由美 / / 講談社
ISBN : 4061823132

建築探偵番外編で、高校3年生の蒼くんが出てきます。といっても主役じゃないのですが。

そういえば高校生の時って、こんな風に生意気で、その割に傷つきやすかったんだっけねぇ?
(すでに忘却の彼方…)
頭のよい子、有名人の親を持つ子、運動のできる子…が揃いすぎー!(笑)
ちょうどこの頃、ポケットベル、PHS、携帯電話の過渡期なのですが
その頃私は大学生だったので、そういう計算でいくと蒼くんは今30歳くらいなのか!
と、意味のない計算をしてみる。

34/100


も一つ。
コップとコッペパンとペン
福永 信 / / 河出書房新社
ISBN : 4309018157

うーん、なんだろう。よくわからなかった。(笑)
語り手がどんどんバトンタッチしていく表題作も、ほかの作品も。
なんだか読んでて分んなくなってくるし、
少し戻って読みなおせばわかるのかもしれないけど、
そこまでする気が起きるほど面白くもないっつーか。
すんません。頭悪くてわかりませんでした。(ついに白状したな)

#帯を見ると阿部和重氏の推薦文が!
#私的・苦手な本No.1の「シンセミア」を書いた人だ!(笑)

35/100
[PR]
by yurinippo | 2008-05-22 13:02 | book

「イラクの小さな橋を渡って」

私たちが今、ぜったいに読むべき本があるとすれば、これだと思う。
「面白いから読んでみて」でも「ためになるから」でも「感動するから」でもなく。

イラクの小さな橋を渡って
池澤 夏樹 / / 光文社
ISBN : 4334973779


もうすでに私たちにとってイラク戦争など忘却の彼方かもしれない。
でも私たちが反対「しなかった」戦争で、どんな人々の上に爆弾が落ちたのか
知らなくてはいけないと思う。

この本はイラク戦争開戦前夜のイラクの、人々の生活の様子を淡々と伝えている。
それだけになおさら、戦争によって失われた命と豊かだった生活の重みが伝わってくる。

池澤夏樹は何を書いても軸がぶれないのが好きです。

33/100
[PR]
by yurinippo | 2008-05-20 16:12 | book