おうちしごと日報

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「記憶に残っていること」他

なんだかバタバタしておりまして、皆さんの所に遊びに行けないのが残念。
とにかく読んだ本だけ記録しておこうと思います。


世界中から選りすぐりの短編が10篇。

記憶に残っていること (新潮クレスト・ブックス 短篇小説ベスト・コレクション)

新潮社


7/100

アリス・マンローは名前だけなら聞いたことある…。
全く現代の海外文学に疎い私ですが、この中のどれもが味わい深い短編でした。
一つ一つはまことにあっさりしているのですが
全部読むことを考えると、それくらいが胃もたれしなくてちょうどいいです。

アリステア・マクラウドの「島」という作品が、この中ではとても好き。

サイボーグ・フィロソフィー――『攻殻機動隊』『スカイ・クロラ』をめぐって

高橋 透 / エヌティティ出版


8/100

『攻殻機動隊』についてはアニメも映画も見てないのでちょっと読み飛ばしちゃう(笑)

ブレインマシン・インタフェース:
脳と機械やコンピュータと電極でつなぎ、脳からの信号で機械やコンピュータを動かしたり
センサで受けた刺激を脳に送りこんで知覚させたりっていうやつ
の事を読んでた時、
「あー、この技術があれば、前にayakoさんやMikiさんと話していた『おすそわけボタン』が
バーチャルだけど実現するわね!」

まず、送信側の人が美味しいものを食べるとき、
脳に送られる刺激(味覚、嗅覚、視覚などなど)を
電気信号に変換して記録しておきwebにアップする。

そして受信側の人はPCと脳とをケーブルでつなぎ(ワイヤレスのがいいか)、
『おすそわけボタン』を押すと、食べたときと同じ電気信号が脳に送られ、
あたかも美味しいものを食べているように知覚するってわけ!!

きゃ~これって大発明??誰か実現してください!!

…と無邪気にも興奮しておったのですが…

ウェアラブルコンピュータやブレインマシン・インタフェース、また
細胞を作る(ひいてはクローン技術などで生命を作る!)技術などが
(普及してるかはともかく)技術的には現実のものとなっていて、
その流れから行くと人類の不死や機械との融合(=サイボーグ化)は必至である、
という論旨は
なんか心情的には抵抗があっても、そうだろうなーと思う。

でもここからが問題で
たとえば「おすそわけボタン」が実現すると、
自分の体験と他人の体験の区別が明確でなくなってくる。
ひいては自己と他者との境界があいまいになってくる。

バイオテクノロジーが進歩して不死や死後の再生(!)が実現するときも同様。

もうなんか、こういうのSFの世界だと思ってたのがかなり実現可能性をはらんできて、
なんだかちょっと気持ち悪くなってきた…。
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by yurinippo | 2009-01-28 17:59 | book