おうちしごと日報

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貧乏2冊:「モーターサイクル・ダイアリーズ」と「貧乏神髄」

映画にもなっているのでご存じの方も多いと思いますが
革命家チェ・ゲバラ23歳の時の旅行記です。

モーターサイクル・ダイアリーズ (角川文庫)
エルネスト・チェ ゲバラ / / 角川書店
ISBN : 4043170025

親友アルベルトとともに中古バイクにまたがって旅に出た医学生エルネスト。
若者らしく、無鉄砲に行き合った人に食事や宿や交通手段
(バイクはすぐに壊れてヒッチハイクになっちゃうの)を無心しながら
それでも最初は陽気に旅を続けていたのです。

人懐こい笑顔のエルネスト青年が、
鉱山労働者やインディヘナの貧しく過酷な現実を目の当たりにして
また自らも空腹や寒さや喘息の発作を全身で感じながら過ごすことで
段々と革命家チェ・ゲバラになっていったのだろうと思います。

難しいこと抜きにしても、極めて優れた青春旅行記でした。
まだお読みでない方は、ぜひエルネストとアルベルトとともに旅をしてほしいと思います。

蛇足ですが、
今でこそボリビア(ゲバラ終焉の地)は反米・反グローバリズムを掲げる国になってますが
夫(ボリビア出身)が教育を受けていたころは親米国家(傀儡政権?)で
ゲバラは「共産主義のテロリスト」と教わったのだそうです。ふーん。

84/100



貧乏もう一冊。

いやぁ、茨城県に住んでいる人というのは、
趣味生活をひじょーーーに充実させている印象を持っているのですが
(単なる私の思い込みかも知れん)
「貧乏」を趣味とする人までいるとは!!!
趣味っていうとと語弊があるかな、自ら貧乏を選び取った人、というか。

貧乏神髄
川上 卓也 / / WAVE出版
ISBN : 4872901363


消費文明は「貧乏くさい」。
本当の貧乏はシンプルで工夫がいっぱいで、心豊かに暮らせるのだ!
と著者は主張します。
コンビニを否定し、電化製品を否定し、プラスチックを否定する。
なんとなーくおじさん臭いような感じではありますが…

つーかこの人、私よりひとつ年下ではないですか!(笑)

バブル崩壊後に就職し、不況だからといって消費生活を縮小するでもなく
なんとなく「たくさん稼ぐ」ことを目標に人生をお金と交換している世代から
「少なく稼ぎ、少なく使う。そして楽しむ。」
なんて思想(?)が出てくるのは、そう言われてみれば自然なことなのかなぁ。


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by yurinippo | 2008-10-06 11:42 | book