おうちしごと日報

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「一角獣の繭」

ますます遠いところまで来てしまった感のある建築探偵シリーズです。
本作13作目が最新刊(と言っても出たの去年ですが)になるので、ようやく追い付いたところ。
あと2冊、これからは出たのを読めばいいの。

最終盤に向かってなだれ込むラスト…
こんなところで引っ張るなら、早く次の巻出してください!(笑)

一角獣の繭 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス―建築探偵桜井京介の事件簿 (シI-19))
篠田 真由美 / / 講談社
ISBN : 4061825321

映画「去年マリエンバードで」が繰り返し出てきます。
この映画は全然見たことないけれど、
以前に読んだ恩田陸「夏の名残りの薔薇」のモチーフでもあったので
私の中では、なんとなく知ってるような気がしています。

そんな感じの、お上品で退屈なお金持ちのための、閉じられた高級会員制リゾート。
蒼の静養に深春が付き添う形で滞在中に、事件は起こります。

でも、どうもそのミステリー要素よりも、蒼の初恋とか、京介の・・・とか、
登場人物側の物語を進めることに主眼を置いているのでしょうね。

記事の最初に「ますます遠いところまで来てしまった感のある」と書いたのは
そこのところへの微かな違和感なのですが…
まあ、登場人物の生い立ちとかに興味無いわけではないので良いのですが。


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by yurinippo | 2008-06-25 14:10 | book