おうちしごと日報

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「螺鈿迷宮」

本ネタばかりでどうもすみません。
どうせ回ってこないだろうと思ってたくさんリクエストを入れていたら
図書館から一気に5冊届いて四苦八苦しております。

螺鈿迷宮
海堂 尊 / / 角川書店
ISBN : 4048737392

「ジェネラル・ルージュの凱旋」と同時に回ってきて、
出版年の古いほうから、と思ってこちらを先に読んだのですが
物語の時間としてはジェネラル・ルージュの少し後の話だったみたい。
(その話はこの次の記事で)

終末期医療(と死後のこと)を担う、カタツムリの形をした病院のお話。
死亡時医学検索や終末期医療に予算が割かれない現実を
一般読者はこの小説を通して知ることになります。
小説を通して読者を啓蒙する、というか
医療の抱える問題を広く世に知らしめるのが海堂さんの一貫した姿勢のようです。
私も勉強になりました。

なのに堅苦しくは決してなくて、小説としてすごく面白いんですねー。

そしてついに(?)白鳥の部下、氷姫こと姫宮が登場!
思っていたよりずっと可愛くて面白いじゃないですか。
姫宮、気に入りました。
白鳥も今回は妙にしおらしくて拍子抜けなんですけどね。

「チームバチスタ」以来の田口先生はうわさにしか出てこないので
こちらはチームバチスタシリーズのサイドストーリーなのかもしれませんが
もしかしたらあっちが「螺鈿迷宮」のサイドストーリーだったりして?
と思うくらい、テーマがはっきりしていて読み応えのある本でした。

17/100
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by yurinippo | 2008-03-23 17:00 | book