おうちしごと日報

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「夢の守り人」

図書館本を先に読んでいるあいだ、娘に貸していたんだけど
「これ良かったよぉぉ!」と昨日返ってまいりました。で、今朝読了。

夢の守り人 (新潮文庫 う 18-4)
上橋 菜穂子 / / 新潮社
ISBN : 410130274X

ここで言う「夢」とは、眠る時見る夢と、「将来の夢はなんですか?」の夢が
一体となったようなものですか。

決まった(決められた?)生き方に飽き足らず、
「私には、これとは違う、素晴らしい人生があるんじゃないか」と
誰しも一度は考えますよね。(考えたことない人も、いるのかな…)
それを実現させる人もいれば、そうでない人もいる。
実現できそうだったのに、突然それを断ち切られる人もいる。

現実に絶望している人にとっては
甘く美しい(寝ている間に見るほうの)夢を見せてもらえるんだったら
眠っているほうがずっといいわけですが。




今作は、「サグ」と呼ばれる現実世界と、もうひとつの世界「ナユグ」とを行き来できる
呪術師のタンダとトロガイが、こういう夢の世界に落っこっちゃった人たちを
掬い上げるべく活躍するお話。

大好きな女主人公バルサはがっちり「サグ」側の人だし、
タンダを思う気持ちと武力以外に頼るものがないので今回は活躍も控えめ。

今回大事な役割を担うのが、
(例えば最近私がかかりっきりになっているFF4で言うところの)
「吟遊詩人」の役である人物で、「うたう」というアビリティでもってみんなを救うと。
これそのままゲームになったら良いのに。(笑)

そして第1作「精霊の守り人」では頼りなかったチャグムが
成長して賢く(でも少し危なっかしく)なってきたのが頼もしいです。

この世界観にどっぷり浸れるのがファンタジーの醍醐味ですね。
ああ、早く次のが文庫にならないかしら…。

4/100
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by yurinippo | 2008-01-23 14:13 | book