おうちしごと日報

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「人のセックスを笑うな」

山崎ナオコーラっていうペンネームも変わってるし、
タイトルもちょっとね…。
図書館で予約しておいたら、カウンターの中の司書さんが
タイトル見えないように裏返しで渡してくれました。(笑)
別にそんなにどぎついわけじゃないよーー、普通だよ普通。
芥川賞候補作「カツラ美容室別室」と一緒に予約したら、こっちが先に来た。

人のセックスを笑うな
山崎 ナオコーラ / / 河出書房新社

19歳の「オレ」が付き合ってるのが39歳の「ユリ」(私と同じ名前!)なので
「ユリちゃん」と呼びかけられるたびになんか照れる…(←私に呼びかけてないって!笑)
しかしなぜか、どちらに感情移入するかといったら19歳の「オレ」のほう。
年齢差とか気にせず、相手のことを大事に思う気持ちだけを大切にしていく
そういう柔らかい心がすごくいいです。
どちらかというと「ユリ」は自分勝手であんまり魅力的ではない気がする。

でも、たとえば江國香織のいくつかの小説に出てくる人みたいに、
あんまり恵まれすぎている境遇なのにまだ何かを欲しがる女も、
何の魅力もないようなのになぜかモテる女も、
何となく読んでて腹立たしいような気がしてくるのですが(…ただのひがみです)
これはまあ、これくらいの人なら許そう、というレベルだし
「オレ」があまりにもちゃんとした普通の子なので、それならいいかな、みたいな。

なんだか訳わからない感想ですけど、
実はさわやかな恋愛小説、真っ当な純文学でした。

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by yurinippo | 2008-01-11 16:47 | book