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おうちしごと日報

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Tensegrity Structure

毎年頭を悩ませる夏休みの宿題「自由研究」。
何で子供の宿題で親が悩むのーーーー?(泣)

でも今年は、バイト先の方にネタをいただいてあるので、ちょっと安心。
オフィスのガラステーブルの足が、よく見ると不思議な形をしていて、
それがテンセグリティという構造体なのだそうです。

今ちょっと暇になったので、生協売店でくすねてきたストローと
事務室の輪ゴムで、テンセグリティ試作品第1号を作っておりました。
(仕事中に何やってんだか…)

Tensegrity Structure_e0017161_14502627.jpgまず、ストローを半分に切って端に切り込みをいれ、輪ゴムをかけます。
パーツはこのたったの6本だけ。

輪ゴムの引っ張る力と、ストローの押す力が均衡するように組み立てていきます。

この組立作業がパズルみたいでけっこう大人も楽しい。張力を理屈でなく体で感じることが出来ます。


Tensegrity Structure_e0017161_14513368.jpg組み立てるとこのような立体になります。
(説明はしょりすぎ?)

きちんとテンションを調節すると正20面体になるはずなのですが、輪ゴムって同じ大きさに見えても張力はバラバラで、試作品としてはこのあたりが限界です…。
これにガラスを乗せて水平を出すには相当な技が必要かと思われます。
(実際オフィスのテーブルも微妙に傾いている…)

作ってみると、軽くて丈夫で、落としたくらいでは壊れません。
実際の建築に使われた例は少ないということですが、未来への可能性を感じさせる、なんとも楽しい形です。


(参考)
作り方について:技術ドットコム・Tensegrityを作ろう
Tensegrityについて:Wikipedia
by yurinippo | 2007-08-07 15:55 | diary