おうちしごと日報

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「オデュッセイア 上・下」

古典中の古典、ホメロスの「オデュッセイア」を読みました。

先日読んだ「カッサンドラ」がトロイア王女とトロイア陥落の物語だったことと、
そのあと読んだ「軽蔑」の主人公が
「オデュッセイア」映画化の脚本を書くの書かないのと騒いでいたので
どうしても読みたくなってしまって。

オデュッセイア〈上〉 (ワイド版岩波文庫)

ホメロス / 岩波書店


オデュッセイア〈下〉 (ワイド版岩波文庫)

ホメロス / 岩波書店


57/100

トロイア戦争に出征した英雄オデュッセウスが
様々な困難を経て故郷に帰る海の冒険物語、
という認識はあったのですが、
思った以上に面白かったです。

神や人の名にいちいち長い枕詞がついたり、
変わった慣用句が出てきたりと、
最初はすこし戸惑いますが、
怪物との戦いとか魔女との頭脳戦(?)とか
ドキドキしますよ。3000年の時は全然感じません。

ちょっと意外だったのは、
オデュッセウスってかなりずる賢い人物だったのね。
もちろん弓の名手でもあるんだけど、
力に任せて、とか、勢いで、みたいな勝ち方はせず、
作戦を考えて相手を欺いてやっつける、みたいなのが多かった。
それがまた面白いんだけれども。

訳も格調高くも読みやすく、
叙事詩というからにはリズムが胆であるはずなのですが
そのリズムもいい感じでした。

ただ、同じホメロスの「イリアス」は今のところ読む予定はありません。
多分「イリアス」は退屈だと思う。(笑)
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by yurinippo | 2010-08-30 22:54 | book