おうちしごと日報

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「静かな大地」

連休中に読んだ本。

静かな大地

池澤 夏樹 / 朝日新聞社


25/100

分厚い本にチャレンジするのはお休みの日に限る!
朝読み始めたら止まらなくなって、ほとんど一日、本だけ読んでました。

明治時代、淡路島から北海道に入植した侍の話と
滅びゆくアイヌを、両方の視点から描いた長編。

たしかこれ、新聞に連載されていたのですが
私連載を追いかけて読むのがすごく苦手で、
(ドラマを毎週見るのも苦手。いつも見忘れちゃうんですよ…)
単行本になったら読もう、と思って何年も忘れてました^^;

自然と共存し、豊かな文化を持つ少数民族が
圧倒的な数と力の民族に追いやられ、滅ぼされる構図は
北海道に限らず、世界中どこでもあった(今でもある)のだと思います。

史実にある程度基づき、なおかつアイヌの視点でも描かれる以上、
どうしてもこの手のお話はハッピーエンドにはなれませんが
悲劇一辺倒ではなく、楽しく読める本というのは貴重だと思いました。
読んで良かった。

イザベラ・バードと通辞のいとうさんが出てきてちょっぴり嬉しかった。
(→「イトウの恋」、すごい好きな小説なので)
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by yurinippo | 2010-05-10 16:22 | book