おうちしごと日報

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「世界文学を読みほどく」

ちょっとご無沙汰してしまいました。
忙しかったわけではないのですが、
そわそわして何も手に付かなかったというか。

でももう大丈夫!
おかげさまで長女の高校が決まりましたので
これからは以前のペースで更新できるのではないかな!
応援コメントありがとうございました~。
とても励みになった様子でした。


さて、その間に読み終わった本を記録しておかねば。

1冊目。京大で行われた池澤夏樹氏の文学論講義全14回。
うらやましいぞ京大生!

世界文学を読みほどく (新潮選書)

池澤 夏樹 / 新潮社


4/100

スタンダールからピンチョンまで10冊。
世界文学「を」読みほどくというよりは、
文学作品を使って世界を読みほどくイメージですね。
「読み手」としてもすごい人だと思いました。

神話やゴシップという物語の原型から始まって、
文学がいかに世界というものをとらえてきたか。
そして現在、膨大な情報の蓄積(データベース)という
全体はあるが、その全容をつかむことはもはやできない。
どのようなディレクトリでそのデータベースが構成されているのかもわからない。
それぞれがそれぞれの見取り図を持っているだけである、
と氏はおっしゃいます。

つまりこの本、
池澤氏の世界文学の「見取り図」ととらえていいのかしら。
だとしたら恐ろしく壮大で緻密でオリジナルな見取り図ですねぇ。
久しぶりに知的興奮も味わえて、とてもよかったです。
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by yurinippo | 2010-02-14 14:46 | book