おうちしごと日報

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「1Q84」読了

少しずつ読みすすめて、ようやく読み終わりました。

1Q84 BOOK 1

村上 春樹 / 新潮社


1Q84 BOOK 2

村上 春樹 / 新潮社


50/100

話題性ばかりが先行しすぎてる感がしてどうだろう?
とは思ったのですが、けっこう楽しく読めました。

今まで読んだどの村上作品よりも
不思議さとリアルさのバランスが取れていて読みやすかったです。
この世界の構造もかなり親切に説明してあるし。

ただ、読みやすさ=分かりやすさというわけではなく、
やっぱり良く分からない部分は例によって分からないまま。
特に主人公2人の男女のイメージが、
なんとなくふわふわしていて掴みどころがないのよね。
青豆にも天吾にもあまり共感できずに残念でした。

この作品の重要テーマの一つに、倫理とか正義ってなんぞや、
ってのがあると思うのですが
例のすっかり有名になったイスラエルでの受賞スピーチ
「壁と卵だったらどんなに壁が正しかったとしても卵の側に立つ」
(言葉は正確じゃないかも)
ってのから軸足がぶれてないなぁと思いました。

あれも(この作品も)、そんな単純な話ではありませんでしたが。

次にこれを読みたがっている上の娘に
読ませるか否かが目下の悩み。
予想以上に性描写が多かったものでねぇ…。どうしよう。
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by yurinippo | 2009-07-30 13:50 | book