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おうちしごと日報

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タグ:宮部みゆき ( 18 ) タグの人気記事

「爆発道祖神」「冥談」「平成お徒歩日記」

またちょっと間があいてしまいました…。
実は先週うちの夫がバイクで事故にあってしまい、
仕事も休んで家で松葉杖生活なもので、
私も生活のリズムがすっかり変わってしまい、
パンやお菓子を焼いたり全然しなくなってしまいまして。

幸い怪我のほうは大事には至らず、足首ギプスで固定されているものの
しばらく自宅療養(全治一カ月だそう)で済みそうです。

すごく不便で退屈そうではありますが。
しかも懲りずにバイク雑誌など眺めておりますが。

さて、そんな中でも本だけは読んでおります。
病院の待ち時間や、夫が暇にあかせて私の全然興味のないTVなど見ている間に
ものすごく読書がはかどります。(笑)

爆発道祖神

町田 康 / 角川書店


45/100

これ懐かし~!
かれこれ10年以上前、
新聞の夕刊に連載されてて、毎週楽しみに読んどりました。
著者による一枚の写真と、
その写真に触発された(?)掌編なのかエッセイなのか。

今読んでも面白かった。っていうか、
文体はものすごく覚えているのに内容をすっかり忘れていたので
まるで初めて読んだような楽しさ!
写真もちょっと寂れた裏通りっぽい感じで良いです。

冥談 (幽BOOKS)

京極夏彦 / メディアファクトリー


46/100

短編集です。
読んでるときはそれほど怖いとは思わなかったのですが、
ぜんぶ読み終わって、これらの共通点が
「生きているのか死んでいるのか分からないことの怖さ」
なのだと気付いたら、
何だか日常と隣り合わせに
「生きているのか死んでいるのか分からない状態」
がありそうな気がしてきて怖くなりました。


平成お徒歩日記

宮部 みゆき / 新潮社


47/100

宮部さんの時代モノが好きだし、お散歩好きだし、下町好きだし、
ってことで楽しく読みました。
題名ほど真面目でもなく、取材をかねた観光旅行で歩きが多めって程度。
ただマネして歩きたくはならないですね。
史跡を巡るというよりは、古地図と今の町を重ね合わせて想像する
『ブラタモリ』のような感じでした。

平成とはいえ12年も前ですから、写真(の服)やエピソードが相当古いような。
↑の「爆発道祖神」がぜんぜん古びないのに比べると、
やや時代を感じてしまいました。
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by yurinippo | 2010-07-15 11:00 | book | Comments(4)

「孤宿の人 上・下」

宮部みゆきさんの時代ものが好き、
と言っておきながら、これまだ読んでませんでした!

孤宿の人 上

宮部 みゆき / 新人物往来社


孤宿の人 下

宮部 みゆき / 新人物往来社



42/100

(7月に入ってまだ42冊では100冊の目標達成が危ういな…)

登場人物がみんな魅力的。
いい人も悪い人もいるけど、皆それぞれに一生懸命なのです。
でも結局たくさんの人が死んでしまう。
やりきれなさの中に一筋の希望がみえるラストはちょっと泣けます。

やっぱ宮部さんは時代物が好きだわ~。
まだ読んでないのを探さなきゃ。
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by yurinippo | 2010-07-06 10:30 | book | Comments(2)

「楽園 上・下」

これで今年最後のblog更新になりそうです。
んー、100冊なりませんでした。無念。

楽園〈上〉

宮部 みゆき / 文藝春秋


楽園〈下〉

宮部 みゆき / 文藝春秋


94/100

図書館に予約したらあまりに待たされたもので
いったん予約を解除してそのまま忘れていたら、書架にあるのを発見。
晴れて読むことができました。

これ、「模倣犯」のあのライターさんがまた活躍するのですね。
「模倣犯」は宮部作品の中で1,2を争う傑作だと私は思うので
この「楽園」もすごく楽しめました。
謎解きはそれほど複雑ではなく、人間の心理が丁寧に描かれていて好きです。

ただ、模倣犯の時もそうでしたが、
ページをめくる手が止まらない上に、えらく疲れるのですよね、この手の本は。

親子、姉妹の関係が事件の重要な要素でして
うちも女の子2人の親なのでとても他人事ではないのです。
それに、この物語でメインとなる過去の事件が起きた時代が
私の中学~高校時代くらいですごく重なるんですよね。

あーなんかこの気持ちすごいわかる。
親の方も、あの時代の少女の方も。
と、ものすごーーく感情移入。

年末の忙しい時だと言うのに(忙しい時だから、かな)
ついつい読書に夢中になってしまうなんて…。
面白かったからいいんだけど…。
おかげで今日、大掃除がすごく大変でした。
もっと前から計画的にやろうと、いつも思うのに。


yurinippo的年間ベスト10は、
今年は間に合いそうもないので年明けに発表します。
(もうそういうスケジュールにするかな…)


それでは皆様、よいお年を!
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by yurinippo | 2009-12-30 17:37 | book | Comments(0)

「英雄の書 上・下」

先に上巻、3日おいて下巻が届くというグッドタイミング♪

英雄の書 上

宮部 みゆき / 毎日新聞社


英雄の書 下

宮部 みゆき / 毎日新聞社


61/100


あら~?amazonのレビューでは評価が低いようですね。
小5の女の子がこんなに賢いのはリアリティに欠けると。

でもこういう状況になったらこれくらい考えるし、やるよ。
5年生にもなれば。

私はとても面白く、興味深く読みました。
同じくらいの年頃の子どもを持っているので
他人事とは思えなかったってのもありますし。

「英雄」と言う言葉、
人類の歴史の中にもいろんな英雄がいますけれども、
そのおおもととなる「英雄」と言う存在(概念?)。
「英雄」のなす素晴らしい勝利、栄光と、その裏にある殺戮。
祭り上げられ、また引きずりおろされる「英雄」。

そして「物語」。
歴史も人生も全て「物語」であり、「物語」は嘘である。
そして嘘と知りながら物語を紡ぐ者、必要とする者はすべて罪人であると。
(これ以上はネタばれ…)

でも擬人化された本たちは可愛らしく、
宮部さんの本や物語への愛が感じられます。

何よりこの想像力。
現実世界のやりきれなさをこれだけファンタジー世界に投影できる想像力が素晴らしい。
ラストも宮部さんらしい終わり方だと思いました。
続編ありそうだね。
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by yurinippo | 2009-08-29 12:09 | book | Comments(0)

「溺レる」「胡蝶の失くし物」「鳩笛草」

最近読んだ本。

溺レる

川上 弘美 / 文藝春秋


33/100

いい年した大人が、アイヨクに溺レる話が8篇入った短編集。
でもなんだか味わい深い言葉で書かれていてそれほどエロくはないです。
女と生まれたからには、私もこんな風に恋に身を持ち崩してみたい…
と思ったり思わなかったり。(笑)
駆け落ちした女がこんな風に考えているなんて、男が知ったら相当怖いだろうな~


胡蝶の失くし物―僕僕先生

仁木 英之 / 新潮社


34/100

この僕僕先生シリーズ、3巻目にして急にストーリーが動き出しましたよ!
すごく面白くなってきて、つづきが待ちきれないです。
新しい旅の道連れも増えました。
薄妃は本当にかわいそうでしたが…でも一緒に旅をつづけられて良かったと
私は思います。


鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで (光文社文庫)

宮部 みゆき / 光文社


35/100

宮部みゆきの最近の本は、まったく図書館から回ってこない状態なの。
昔の本でまだ読んでない(と思われる)本を探しては読んでます。
3篇から成る短編集。
それぞれ超能力を持った女性が主人公です。
なかでも「燔祭」は「クロスファイア」(←これ結構好きな本)の関連ということで
興味深く読みました。
描かれているのは特殊能力ゆえの悲しみですが、
超能力を持たない私も読んでて悲しくなりました。
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by yurinippo | 2009-06-04 10:40 | book | Comments(4)

「誰か」

もうすでに、
何を読んで何を読んでいないんだか分からなくなってしまった感のある宮部みゆきさん。

でもこれをまだ読んでなかったのは確か!

誰か―Somebody (文春文庫)

宮部 みゆき / 文藝春秋


24/100

名もなき毒」を先に読んでいて、
同じ人が語り手の作品なので、しかもこちらのが先に出ているので
「よまなきゃなー」と思いつつ、一体何年たったんだ?
(1年半でした…)
てゆーか!宮部作品自体1年半ぶりみたい…びっくりです!!

宮部さんの本、いつものことですけど一気読み。
それぞれが自分の考えに従って動いているだけで、
それほど悪意があるわけでもないのに、なぜかちぐはぐになってしまう感じ、
私は宮部作品のそういうところが好きなのかもしれません。
(思いっきり嫌なヤツや極悪人が出てくることもありますけど。)

ミステリー要素は少なめですが、謎が解けて万事解決!ってわけにもならず
残った重荷も各人が背負っていかねばならないのですよねー。
あの姉妹、なんとかお互いを理解して仲良くやってって欲しいな。
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by yurinippo | 2009-05-06 15:43 | book | Comments(2)

「名もなき毒」

ハイ、今日3冊目の本の記事です。(笑)

もう半年も待たされているので、
まだまだ来ないだろうとたかをくくっていたら来てしまった!
「誰か」を読んでいないというのに…。
「次の予約も入っているので、読んだらすぐに返してくださいねー」
と言われたので、仕方が無い、こちらから先に読みます。

名もなき毒
宮部 みゆき / / 幻冬舎
ISBN : 4344012143

その本の実力を分子、期待値を分母とすると、
待たされた分だけ分母が大きくなってしまったこの本の評価は
ずいぶんと損なものになりそうです。

でもさすが宮部さん、読み始めたらページを繰る手が止まりません。
人の心に潜む毒、土壌汚染の毒、そして連続殺人事件の犯行に使われた毒。
さまざまな毒が登場しますが、どれも負けず劣らず怖いですねぇ。

主人公が、事件にやたらと首を突っ込んでしまうにもかかわらず、
自分や家族も事件に巻き込まれてしまうのにもかかわらず、
何故こんなにも傍観者然としているのでしょうか?

確かに、毒殺って、「邪魅の雫」を読んだときにも少し触れましたけど、
数ある犯罪の中でも「毒を盛る」行為と「誰かが死ぬ」結果の間の
因果関係がちょっと薄いような気が。
だからかなぁ、被害者のダメージに対する責任の所在があいまいで
すごくやり切れない結末になりがち…なところを上手くきれいに解決するために
婿殿の情けなキャラが役立つのかも。
だから、あれでいいのかも。

102/100
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by yurinippo | 2007-10-31 16:46 | book | Comments(2)

「長い長い殺人」

宮部みゆきはずいぶんたくさん読んだと思っていたけど、
まだ読んでないのも結構あったのねー!
特に、初期の作品は読んでいないのが多いみたい。
(読んだことを忘れてる、ってんじゃないですよー。念のため。笑)

長い長い殺人
宮部 みゆき / / 光文社
ISBN : 4334728278


あれ、No Imageだって…。

表紙に財布の写真がデザインされているの。
なぜならこれ、語り手が登場人物の「財布」なのですよ。
もうそこからして、宮部さん目の付け所が違う!って感じ。

確かに財布って、人が肌身離さず持ち歩いているものなので
その人の行動や心の動きや、文字通り懐具合まで何でも知ってる訳です。
(もし私の財布がしゃべったら、文句ばかりだろうなぁ…笑)

犯人像はなんとなく「模倣犯」を思わせる(なんていったらネタバレ?)。
でもでも、まだ読んでない宮部みゆきがあるって嬉しかったです。

こちらの本も、atomさんにいただきました。どうもありがとうございました。

74/100
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by yurinippo | 2007-07-30 21:46 | book | Comments(6)

「ICO-イコ 霧の城」

PS2持っていないもので、ゲームのことは知らないんですけど。

ICO -霧の城-
宮部 みゆき / 講談社
ISBN : 4062124416

さきに他の人が書いたレビューを読んだら、
ゲームのファンと宮部ファンからかなり酷評されていた…。
私はゲーム知らないから楽しく読みました。
ブレイブストーリーの後ではなんとなく物足りないような気もしたけど
途中で小さなパラダイムシフト(?)のある、いつものミヤベ節は健在でした。

そしてラストシーンはこれまたキラキラしてきれい。海辺のシーンて大好きかも。^^
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by yurinippo | 2006-12-10 17:41 | book | Comments(2)

「ブレイブ・ストーリー」

いつ行っても図書館に下巻しかなくって悲しい思いをしていたのですがようやく借りることが出来ました。
もうこれでなかったら買おうと思っていたので、良かったよかった。

ブレイブ・ストーリー(上)
宮部 みゆき / 角川書店
ISBN : 4048734431
ブレイブ・ストーリー(下)
宮部 みゆき / 角川書店
ISBN : 404873444X



すごく恥ずかしいのですが、読んでて5回くらい涙が出ちゃった。
いつからこんなに涙もろくなっちゃったんだろうね~。
主人公のワタルが健気でね、現実でも幻界でも降りかかるいろんな辛い出来事に
一生懸命立ち向かって成長する様子が涙を誘うの。

…とここまで書いて、私はすっかりワタルの母の目線で読んでいた事に気づいた。
そういやこの涙は、授業参観で子供がいきなり「お母さんへ…」などと
手紙を読み出したときに出る涙だわ。
「そんなこと書けるなんて…なんて大きくなったのかしら、お母さん感激。ウルウル。」

「となりのトトロ」も、最初はさつきに感情移入して見ていたわけだけど
(私にも、やたらと迷子になる妹がいるので。さすがに最近は迷子になったら置いて帰る)、
先日子供と一緒に見ていたときはすっかりさつき母の目線だったよ。
「アルプスの少女ハイジ」だって、子供のときあんなに悪辣だと思っていたハイジの伯母さんも、
いじわるロッテンマイヤーさんも分かる分かるって感じで。(笑)

話はすっかりそれましたが、ゲームおねいさん宮部みゆきの本領発揮!なファンタジー長編。
実は今、娘が夢中になって読んでます。呼びかけても「あぁん?」と生返事しかしない。
結構、現実世界の描写はどろどろで、あんまり子供向けじゃない気もするけどね。
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by yurinippo | 2006-11-27 15:12 | book | Comments(10)