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おうちしごと日報

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カテゴリ:art( 10 )

シュルレアリスム展

国立新美術館で開催中の「シュルレアリスム展」に出かけてきました。
ずっと前から行きたかったんだけど、今頃行ってます。
(いつものことだけど)

震災の影響で、すこし開催期間が延びています。

ダリ、マグリット、エルンスト、ミロなど、
シュルレアリスムの有名な作品がたくさん来ていただけでなく、
本や雑誌も展示されていました。
アンドレ・ブルトンの本が欲しくなった。あとで探してみようと思います。

ちょうど私と同時に会場に入った少し年配の女性二人組と、
美大生風の男子二人組と同じくらいのペースで見て歩いたので
聞くとは無しにこの二組の会話を聞いていたのですが
「うーん、難解だねー」「よく分からないわねー」という感じでした。

ダリとかマグリットとかは、分からないながらも何か言いたそうな雰囲気。
しかしエルンストとかピカビアとかはもう、
最初から安易な理解とか解釈とかをきっぱり拒んでるような気が。
潔いほどに。

だから「難解」とか「分からない」というのは
この展覧会に関してはすごく良い感想かもしれないですね!
(つまり私もちっとも分からない…笑)

とはいえ分からなくてつまらないっていうことは全然なくって
眺めているだけで面白い形だし、
好きなように勝手に解釈して遊べるので楽しかったです。

何より、このデタラメにも思える造形が、
真摯に芸術の本質を追い求めた人たちの試行錯誤の過程と結果であるというのが良いのです。
一生懸命やりすぎちゃうとおかしなものが出来るのよ。
でもそのおかしさが愛おしいのよ。
そういうことでは…ないですよねぇやっぱり(笑)

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by yurinippo | 2011-04-27 23:14 | art | Comments(4)

文化庁メディア芸術祭

ここ数日は春みたいに暖かいですね!
ぽかぽか陽気に誘われて、
久しぶりに国立新美術館までお出かけしてきました。

今やっているのは、

文化庁メディア芸術祭 受賞作品展 →http://plaza.bunka.go.jp/

すっごい混んでるかと覚悟して行ったけど、そこまでではなかったです。

アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門。

アート部門大賞の"Cycloïd-E"は映像と模型が展示してあって、
本物は東京ミッドタウンにあるそうな。
すごい迫力だろうな、とは思うものの、そこまで行く時間がなくて残念。
模型だけでもその面白い動きは十分楽しめるのだけど、
やっぱり音がでないとねー。実物観たかった。

それから優秀賞の"10番目の感傷(点・線・面)"が良かったです。
電車の模型にライトがつけてあって、
線路の周りに建築物を模した雑貨が並べてあって、
電車のライトとそれらが作り出す影が
電車の動きにあわせてあたかも車窓風景のように
壁に映し出されるというもの。
洗濯バサミが高圧電線の鉄塔に、
プラスチックのざるがモダンなドーム型建造物になります。素敵でした。

電車といえば、もう一つ"sound / tracks"という作品もきれいでした。
電車の窓から見える風景を音楽に変換するというもの。
夜に浮かび上がる灯が窓の外を飛び去っていくでしょ、
あれにあわせて音が鳴る。
画像から音を生成するというアイディア自体は
それほど新しいものではないと思うんだけれども
出来上がった音楽が、
音楽単体でも聞くにたえる完成度でそこが良かったです。

電車つながりついでに、
学生CGコンテストの受賞作品を観られるコーナーがあったのだけど、
そこの"Tokyo Teleport"という作品もきれいでした。
こうして見ると東京は美しいな。YouTubeでも見られるので探してみて。

ほかには、
動く襖絵とでも言うべき"百年海図巻"(アート部門)
TVの放送を見逃したのでこれからDVDを借りようと思う"四畳半神話大系"(アニメ部門)
PS3がどうしても欲しくなってしまう"無限回廊 光と影の箱"(エンタメ部門)
何周でも見られるサカナクション"アルクアラウンド"(エンタメ部門)
あたりが私は大好きであります。

ご興味のある方は13日までなので急いで!
入場無料なので(笑)ぜひ見に行かれるといいと思います!
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by yurinippo | 2011-02-07 13:32 | art | Comments(2)

オルセー美術館展2010 ポスト印象派

あじさい寺↓と同じ日に、行ってまいりました。
私、印象派に「新印象派」だの「ポスト印象派」だのいう
区分があることさえ知らないで観に行ってましたが、
でもオルセー美術館の大改修を機にたくさんの作品が来ていて、
大変に見ごたえのある展覧会ではありました。

その代り、ものすごく混んでいました。平日にもかかわらず。
日曜美術館で紹介された直後だったのかな?
きっと私のようなミーハー(死語?)にわか美術ファンが大勢押し掛けてきていたのでしょうな。

混んでて良く見えない、と監視員のお姉さんに大声で食ってかかってるおじさんもいました。
「金払って見に来てるのに」というのはそういう人たちの常套句ですが、
お金を払ってるのは絵を見ることに対してであって、
監視員のお姉さんに大声出してうっぷんを晴らすことに対してではないはず。
「入場制限をすればいいんだ!」とも言ってましたが、
炎天下、外で1時間並んで待たされている自分、ってのは想像してないんでしょうね~(笑)

静かにゆったりと展覧会を楽しみたい気持ちは
ひじょーーーーによく解るのですが、
その雰囲気を率先してぶち壊さなくてもいいじゃないか。


ま、そのようなカオスの中にあっても、比較的空いてる絵というのもありまして、
私が見たかったゴーギャンとかルソーはちゃんとゆっくり見られました。

そして同様に、モーリス・ドニとか、エドゥアール・ヴュイヤールとかの
「ナビ派」(この言葉も良く知らなかったのですが)のところも空いてて、
よーく見てたら私こういうの好きだってことに気付きました。
シンプルな線、ベタ塗りのような色、
かろうじて風景画なんだけどどうも何か違うことを言いたそうに見えるんです。

って、絵の見方もよく解らない素人が生意気言ってすみません。
こういう絵が好き、ってこと言いたいだけです。

作品の点数が多かっただけに、
もしこの展覧会が空いていたら、
前半の、モネやスーラやセザンヌやゴッホを熱心に鑑賞し、
おそらく後半の「ナビ派」や「象徴主義」は、
疲れてしまって半分くらいの熱心さしか持たなかったかもしれないので、
かえって混んでてよかったのか。とさえ思いました。
(負け惜しみも20%くらい入っていますが)


オルセー美術館展2010 「ポスト印象派」
の公式ホームページはこちら

8月16日までだそうです。
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by yurinippo | 2010-06-23 17:39 | art | Comments(4)

写真展「セバスチャン・サルガド アフリカ」と「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン」

写真展に行くなんて久しぶり!
新聞か何かで恵比寿の写真美術館にサルガドの写真展が来てることを知って、
最終日にようやく滑り込んで見てきました。

やっぱり凄いです。そしてものすごく混んでた。

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↑この写真ホントきれいですよねー。とくにおっぱいが…(そこか!)
女の私ですら見入ってしまうのですから、
この写真の前には当然のことながら人だかりができていましたよ。(笑)
牛を置いて、木を置いて、スーパーモデルを置いて撮ったのではないかとすら
思ってしまいました。それほどの完成度。

セバスチャン・サルガドって言うと報道写真のイメージですけど
珍しく風景とか動物の写真があったりして、それはそれで新鮮だったし
虐殺後の放置された数百人の遺体の写真はすごいショッキングでした。
あれもアフリカ、これもアフリカなのですね。

15年ほど前に国立近代美術館に来ていたのを見に行ったのですが
その時に見た写真もたくさんありました。

長距離の移動に疲れ果てて木陰に休む難民とか、
兵士の足元の階段から顔をのぞかせる子供とか、
とても辛い場面であるのに崇高な美しさのある写真に衝撃を受け
それでよく覚えていたのでしょうね。

前回は確か、ラテンアメリカの写真が多くて、
当時学生だった私はそれで見に行ったんだったと思います。
その時読んでいた南米文学とも、私の中ではリンクしていたのだと思います。
(写真以外はとにかくうろ覚え)

で、今回はアフリカ。
先日「アフリカの日々/やし酒飲み」を読んだばかりだったので
それを思うと何ともタイミングよく来るサルガド氏であることよ。
次も15年後だろうか。。。


もうひとつ、「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし」
も見てまいりました。
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サルガドの写真はドキドキしっぱなしでしたが
こちらは昭和の街や人が何ともほっとする感じでとてもよかったです。

ド素人の私にもわかる有名な写真が何枚かありました。
ブレッソン「決定的瞬間」の「サン・ラザール駅裏」。
水たまりを飛び越えようとする写真は見たことある!
それから木村伊兵衛「中山夫人」とか!知ってる知ってる!

(あーこれ知ってる!は鑑賞の仕方としては極めて幼稚ですけど…
写真詳しくないんだから仕方がないか。)

それにしても二人とも肖像写真がすごいんです。
あれは被写体(有名人)のオーラなのか、カメラマンの腕なのか。


モノクロの写真にすっかり魅せられて、
調子に乗って恵比寿ガーデンプレイスのツリーを
モノクロで撮ってみたりしたんですけど

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撃沈。
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by yurinippo | 2009-12-16 13:16 | art | Comments(0)

ゴーギャン展

というわけで、行ってまいりました国立近代美術館。

日曜日なので多少の混雑は覚悟して行きましたが、
覚悟していた程度の人出でした~。^^
音声ガイド、今回は借りました。
ゴーギャンの声(?)は奥田瑛二さん。はまり役ですね。

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メインは↑のチケットにもある
「我々は何処から来たのか、我々は何者か、我々は何処へ行くのか」

ちょっと怖いような絵なんですけど、さすがの大迫力。

作品の展示の前に、ビデオで見どころ解説をやっていることに、
「はい、こことこことここを見てね~。絵の前で立ち止まらないでね~。」
みたいな意図を感じてしまうのは私だけでしょうか。

でもあのビデオを見てからだと、人が絵の前に留まらないのも事実…。

人間生まれてから死ぬまでを一枚の絵に描いてあるってことですね。
と軽く理解して通り過ぎてしまいそうになります。^^;

私が勝手に思い描いていたゴーギャン=
黒髪に花を飾った裸のタヒチ娘、みたいな楽園イメージの絵はあまりなくて
タヒチ時代の絵はなんとなく死の影が見えるような感じがします。
版画の何枚かは、本当に「暗闇」とか「恐怖」を形にしたようなのがありました。
光が強い分、闇も濃いような。

最晩年、マルキーズ諸島に渡ってからの絵の方が軽やかで明るくて、
ゴーギャン、死を目前にして何か吹っ切れたな、って感じがしました。

↓で読んだ「楽園への道」では、
たくさんの彫刻も作っていたように書いてあったけど
今回出展されてる中に彫刻は1つだけなのがちと残念。

あと、今回もまた中途半端な時間に行ったため、
レストランでの食事をまたもや逃したのがとても残念。

あ、でも帰り道、
柏に出来たゴディバ・ショコイストでショコリキサーを買ったので少し満足。
私は期間限定のホワイトチョコ・パッションマンゴーで
夫はホワイトチョコ・ラズベリー。どちらも美味しかったです。^^
暑い間に飲めてよかった♪


ゴーギャン展公式HPはこちら
9/23までだそうです。
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by yurinippo | 2009-09-07 10:58 | art | Comments(6)

ルーブル美術館展

ゴールデンウィークも今日で終わり。
テレビのニュースで見る1000円渋滞に恐れをなして
遠くへは出かけませんでしたけど、これだけ、行ってきました。

上野のほうじゃなくて、六本木の国立新美術館でやっている
ルーブル美術館展 ~美の宮殿の子供たち~」。

混み具合は普通でした。
チケット売り場も入口も並んでなかった。

この日はこどもの日でしたけれども、
もう親と一緒のお出かけは喜ばないうちの子たちはほっといて、
大人だけで、世界の愛らしい子供を見に行こうって趣向でございます。(笑)


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↑ティツィアーノ・ヴェチェッリオ
《聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス》

チラシにもなっているこちら。
聖母マリアの優しい表情と、幼子キリストの愛らしさが印象的!

テーマが「子ども」だけあって、
絵画も彫刻もかわいらしく微笑ましい作品が多い中、
昔は子供はちょっとしたことですぐ死んでしまうことから、
子どもを死のイメージと結びつける展示のコーナーもありました。

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↑少女のミイラと棺。
ルーブル美術館唯一の子供のミイラだとか。

棺が本当に小さいことに、それから「普通は棺にはミイラとなった姿を描くところ、
この棺には生前の生き生きとした姿を描いてある」という解説に
なんだか悲しくなってしまいました。

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↑ジャン=バティスト・ルイ・ロマン 《無垢》

はかなげな少女に目が釘付けになり、立ち尽くしてしまいました。
後ろから見ると、しなやかな背骨やろっ骨が今にも動き出しそう。
今回の作品中で一番好きな一点は、これでした。

東京での会期は6/1まで。そのあと大阪だそうです。
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by yurinippo | 2009-05-06 15:02 | art | Comments(2)

テオ・ヤンセン展

お出かけネタ続きで、もはや「おうちしごと日報」のタイトルは嘘っぱちに…(涙)

これは先週日曜日の話ですが、「テオ・ヤンセン展」に行ってまいりました。

以前にTVで見て、「これはすごい!見たい!でもオランダまではなぁ…」と思っていたら
なんと東京に来たじゃないですか~~
いやぁ、東京(のそば)に住んでて良かったと思うのは、こういうときですなぁ。

↓こいつが動き出す!!
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テオ・ヤンセン氏はビーチアニマルを作った人なのですが、
そのビーチアニマルとは何か、と申しますと、
プラスチックのパイプやチューブで出来た動物のようなもので、
風力で動きます。

オランダの海岸に放し飼い(?)にされた彼らビーチアニマルが
風に吹かれてトコトコ歩き出す様子は、一度見たら忘れられません。

例えばこんな動画。




風力で動く、なんていうとローテクみたいですけど、
やはり設計はコンピュータを使って一番効率の良い動きを計算しているのだそうで、
効率の良い動きをどんどん追求していくと、
どんどん実際にある生き物の動きに似てくるようなのは面白いですね~。

風力はためておけないし…と思ったけど、そんなことないんですよ!
廃ペットボトルに、風力でポンプを動かして圧縮空気を作っておく、
それを動力にして、風がないときにも動かせるんです!!すごすぎる!!
(デモンストレーションの時は、さすがにペットボトルに圧縮空気を作るところは
コンプレッサー使ってましたけど…笑)


どんどん進化をつづけているらしく、
ちなみに、羽根がボロボロに壊れて動けなくなっちゃったこの子は「化石」だそうです…

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テオ氏のアトリエの壁も素敵♪
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今週末までなので、興味のある方は急いで見に行ってくださいね!
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by yurinippo | 2009-04-06 11:57 | art | Comments(8)

ピカソをはしご

国立新美術館とサントリー美術館の2か所で同時開催されている「巨匠ピカソ」展に行ってまいりました。
平日の朝イチでしたけど、さすがにそこそこ混んでました。並びはしませんでしたけど。
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まずは国立新美術館のほうから。
初めて来ましたが、乃木坂の駅から直結で便利~。
光が降り注ぐ吹抜けの明るい館内と広い展示スペース。
外から見ても、ガラスの曲面と植栽の紅葉が美しかったです。
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約170点もの作品が並び、かなり見ごたえがありました。
「愛と創造の軌跡」というサブタイトルがついているだけあって、
その時々の女性たちが繰り返し作品のモデルとして登場し、
それほどまでに愛と創作が切っても切り離せないものだったのかと深く納得。

絵も良かったけれど、彫刻もいろいろ出展されていて、
今までピカソの彫刻はあまり知らなかったけれど、すごく良かったです。
ちょっと欲しくなっちゃった。(無理!)

ピカソと言えば青の時代→キュビスム→新古典主義・シュルレアリスム、と
平凡な私には理解が及ばない天才が
情熱的に奔放に芸術表現を追求していたような印象を持っていたのですが
晩年の一部屋、家族や子供や身の回りのものをモチーフにした作品が目立つのを見て
なんだか少しウルッと来ました。


東京ミッドタウンに移動してお昼を食べたらもう一つのピカソ展、サントリー美術館へ。
お昼の話はまたあとで~。

東京ミッドタウンも初めてだったのです。(すっかりおのぼりさん)
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国立新美術館を解放感と光の「ピクニック」に例えるならば
サントリー美術館はこじんまりと陰影にとんだ「茶室」って感じですかね。
あ、実際お茶室があるんですね~。

サントリー美術館のほうは、「魂のポートレート」
自画像を中心とした58点です。
自画像だから当然なんですけど、先ほど女性を描いた絵をたくさん見てきたものだから
「あらー、こっちは男性の絵ばかりなのねー。」と間抜けな感想を持つ私たち。

自画像と言ったって本当に自分をモデルにしたもののほかに、
息子や他の人物、牡牛やミノタウロスも自分が投影されているらしいです。
そう言われてみると、「画家となんとか」という題名の絵がすごく多くて、
絵に自分がよく登場する画家さんなんですね、ピカソって。

どちらの会場も、どの作品がどう、というよりも、
「ピカソ」という人物の人生を見た!っていう印象を強く受けました。
作品数が多くて、最後のほうはボーっとしちゃったからかもしれないし
本人を写した写真が多く展示してあったせいかもしれません。

でもとても楽しかった。
これだけの作品を日本でいっぺんに見られるのはもう無いかもしれないので
見てきてよかったなーと思いました。
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by yurinippo | 2008-11-19 14:52 | art | Comments(8)

「生誕100年 東山魁夷展」

e0017161_17185742.jpg元来が出不精なもので、
展覧会などはボーっとしているとすぐに会期が終わってしまうのですが…

これだけは去年から楽しみにしていたものでね。
東山魁夷展、行ってまいりました~。

今日は娘がお昼で帰ってくる日なので一緒に行こうと思ったのに、
なんと「えー、めんどくさいなぁ。暑いし!」と断られました。

私に輪をかけた恐るべき出不精…困ったものです。

仕方なく一人で出かけます。
携帯サイトから待ち受け画面をダウンロードしていくと100円割引だそうです。それも忘れずに。(笑)
何種類かから選べるので、私は「花明り」を。

GWの谷間とはいえ、さすがに混んでます。
でもまあ、気に入った絵の前で立ち止まって眺めていても大丈夫なくらいの混み具合。

有名な絵はたくさんありましたが、私は色を抑えた冬の絵が好きだなぁ。
「霧氷の譜」の、氷なのになぜか柔らかな透明感とか、
「白夜光」の黒い森と湖面の輝きのコントラストとか。
あ!白夜だからフィンランドの夏なのか!!しまったぁ…(笑)

また、「たにま」という作品に至る何枚ものスケッチ、下絵を展示してあるコーナーがあったのですが、下絵の段階では流れる水の躍動感が克明に描いてあるのに、完成した「たにま」を見ると、とろんとした穏やかな絵になってしまっているのが興味深かったです。

唐招提寺の障壁画は、lazyMikiさんがおっしゃっていたように
畳との組み合わせで雰囲気満点。
正面からしばらく見ていても全然視界に入りきらないのですが
すこし斜めから眺めると全体像を見られることを発見して、
隅っこのほうにしばし立ち尽くして鑑賞…ちょっと変な人ですか。
どうせなら人の通るところにも畳を敷いてもらって、正座して対峙したかったわね。

東京での会期は5月18日まで。ご興味ありましたらお早めに~。
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by yurinippo | 2008-05-01 18:25 | art | Comments(4)

平山郁夫 祈りの旅路

e0017161_1354791.jpglazyMikiさんのところで「私も行きたい!Mikiさんと行きたい!」などと大騒ぎをしていたのにもかかわらず、けっきょく夫と見てまいりました。
たまたま夫が休みの平日に、
たまたま朝のニュースで平山郁夫のインタビューをやっていて、
たまたまそのニュースと私が冷蔵庫に張っておいた割引券を同時に目にした夫が
「では今日行こう!」。
Mikiさんをデートに誘うなんて100年早いということか…トホホ。

平山郁夫 大回顧展 「祈りの旅路」
トリ並みの記憶力なので、図録は絶対買って帰らないと。見に行ったことすら忘れる。
んなもんだから、本棚で一番場所とってんのが、美術展の図録。

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始まったばかりで、しかもTVで紹介されちゃってたので混雑してるかと思ったのですが
天気雨の降る変な天候だったせいか、ぜんぜん混んでませんでした。
だいたい私にもあんまり知識がなくって
「砂漠とかでぇ~、月明かりな感じの絵だよ!」などと
夫にいい加減な説明をして煙に巻いて連れて行ったのですが、
彼はとても気に入ったみたいで良かったです。
日本画の絵の具のキラキラした質感がすごく不思議だったみたいで
何度も白線を踏み越えては、見張りの人に睨まれていました。(笑)

私から見た平山画伯のイメージであった「砂漠で月明かりな」絵
(「ナーランダの月」(←Mikiさんも紹介されていた)とか「月域月彩(パルミラ・シリア)」のような)も、もちろん良かったんですけど、
実物を見てすごく好きになったのは「渺々たる長城 終竟嘉峪関」(よ、読めない…)
ここに地おわり海はじまる、ってのはポルトガルの西端にある岬のことですけど
そんなような雰囲気なのです。
ここに東域おわり西域はじまる、って感じの。
住み慣れた世界を離れる寂しさと、新しい世界への希望と、
困難な旅への不安とがないまぜになったような。

一つ残念だったのは、「国立近代美術館のレストランはオススメ」と
せっかくMikiさんにお勧めいただいていたのにもかかわらず、
お昼時で長蛇の列ができていて(展覧会自体は空いていたのにナゼ…)
「お腹が空いたからこの列は待てないなぁ…」と泣く泣くあきらめたこと。
次こそはここのレストランで!(笑)
空腹をもう少しだけ我慢して、地下鉄で表参道ヒルズ行ってラーメン食べました。
なんだそりゃ。(笑)
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by yurinippo | 2007-09-12 15:23 | art | Comments(8)