おうちしごと日報

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「失楽の街」「聖女の塔」

ちょっと本読みのペースが鈍ってしまっております。
6月末までに50冊読んでないと年間100冊は達成できないので
少々ペースを上げて行かねば!
上半期の目標を「建築探偵読破!」に設定しつつ…

まず「失楽の街」。

失楽の町 (講談社ノベルス)
篠田 真由美 / / 講談社


今度の舞台は東京です。(群馬県もすこし)
同潤会アパートメントと思しき建物が出てきます。
あれも表参道ヒルズになってしまったものねぇ…
だからかな、今作はどこかノスタルジックな雰囲気です。

でもね、
真犯人が最後まで登場しないのって、好きじゃないの。ごめんなさい。
建物とか詩とかのディテールは良かったけど、だからこの本は…
ミステリーとしてはあまり良くなかったです。残念。

43/100



それから、「聖女の塔」。

聖女の塔 (講談社ノベルス)
篠田 真由美 / / 講談社
ISBN : 4061824961


欲を言うならば、もうちょっと建物の話が出てきても良いよなぁと。
これはシリーズものの常かもしれませんが、
だんだんとストーリーが謎解きとかよりも登場人物のことばかりに傾きすぎ、
(それにも興味がないことはないんだけど)
シリーズ当初の、建物に関するどーでもよさそうな薀蓄が実はトリック解明の鍵になる
みたいなのがあってほしいなー。と思った。

「でうす様」(=Deus=神)とか「悪魔のてんたさん」(=tentac,a~o=誘惑)とか
「えすぴりつさんつ」(=Espirito Santo=精霊)とか
意味不明なおまじないみたいな言葉が大昔に習ったポルトガル語だったため
ちょっぴり分かるのがちょっぴり嬉しかった。
でもこんなとこでしか使えないのがやっぱり悲しい…。

あともう少しでこのシリーズも終わりっぽいです。
どんなラストになるのかなー、楽しみです。

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by yurinippo | 2008-06-17 16:44 | book