おうちしごと日報

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「千年樹」

まめももがさっき、「yurinippo、大好き!」と言ってくれたよ!
今日で丁度、生後(?)1ヶ月になって、文章を話すようになったのかー。
まだ意味不明なことばかり言っているけど、
このまま成長を続けると、今に川柳を詠むようになるらしいから楽しみにしてよう。

さて、本読みのペースがだいぶ鈍っておりますが。

千年樹
荻原 浩 / / 集英社

いつもは軽めで愉快なお話が多い荻原浩さんの、
珍しく壮大な感じのタイトルに惹かれて借りてきました。

千年生きた楠の下で繰り広げられる、数多の人間の悲喜劇。
(悲劇のが圧倒的に多いけどー)

大樹の下に立つと、あるいは深い森の中に入ると
「大自然の中でリラックス」だなんてとんでもない、
葉っぱのざわめきにどうしようもなく不安感をかき立てられるのは
私だけではないはず。
「早く出てけー」みたいな、悪意すら感じるときもありませんか?

あ、少し脱線しました。

一編ずつが、過去と現代の出来事を交互に描写する形になっていて
昔も今も、人間のやることは同じ。
現代のほうには、全編に共通する人間関係が出てきているので
それを追っかけていくのも面白かったです。

この楠の寿命1000年と比べると、人間のすることはとても卑小に見えるけれども
どの時代にも一生懸命生きてきたんだなぁ。
なんてね。

重たい話が多いですが、荻原浩さんなのでさらさらと読みやすいです。

9/100
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by yurinippo | 2008-02-25 10:20 | book