2007年 09月 18日
「水辺にて」
ネタはたくさんあるのに、どうも更新サボりがちで反省。
水辺にて―on the water/off the water
梨木 香歩 / / 筑摩書房
「家守綺譚」といい、「沼地のある森を抜けて」といい、
どうも水辺に関する表現がやたらと素敵だと思ったら
梨木さん、カヤックをやる人だったのですね!
この本は、ご自身のカヤック体験と、留学中に訪れたスコットランドやアイルランドの
水辺の風景をつづったエッセイ集です。
カヤックに乗っても、水辺を散歩しても、美しいとか楽しいとかだけじゃなく、
けっこうひどい目にもあっている梨木さんですが
それでも水辺を体験して言語化することへの覚悟がゆるぎないので
まるで静かな湖面だけをカヤックで滑ってきたみたい。
読んでる途中、何度も「家守綺譚」の高堂のイメージが浮かんできました。
心を落ち着けて、ゆっくりと読みたい1冊。
88/100
水辺にて―on the water/off the water
梨木 香歩 / / 筑摩書房
「家守綺譚」といい、「沼地のある森を抜けて」といい、
どうも水辺に関する表現がやたらと素敵だと思ったら
梨木さん、カヤックをやる人だったのですね!
この本は、ご自身のカヤック体験と、留学中に訪れたスコットランドやアイルランドの
水辺の風景をつづったエッセイ集です。
カヤックに乗っても、水辺を散歩しても、美しいとか楽しいとかだけじゃなく、
けっこうひどい目にもあっている梨木さんですが
それでも水辺を体験して言語化することへの覚悟がゆるぎないので
まるで静かな湖面だけをカヤックで滑ってきたみたい。
読んでる途中、何度も「家守綺譚」の高堂のイメージが浮かんできました。
心を落ち着けて、ゆっくりと読みたい1冊。
88/100
by yurinippo
| 2007-09-18 16:29
| book