おうちしごと日報

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「闇の守り人」

大好きな「精霊の守り人」シリーズ第2弾。
前回の冒険で、皇子を体をはって守り、その成長を見届けた女用心棒バルサが
今作では自分の運命を見つめなおします。

闇の守り人 (新潮文庫 う 18-3)
上橋 菜穂子 / / 新潮社


読むたびに信じられないのは、このシリーズが児童書として刊行されていたこと。
子供の本が劣っているというのでは、決してありませんが、
そのせいで、今まで大人の目に触れなかったのがもったいなさすぎる。
新潮文庫で出なかったら、私一生この本に出合えなかったかもと思うと…。
ありがとう新潮さん。(笑)

まずこの世界観が大好き。
ここではないどこかの話なんだけども、
とてもリアルでどこにも破綻が無くって素晴らしい!!

それから主人公が30代女性。強くてカッコよくって、あこがれる。
しかし心の中には深い傷を抱えているし、迷ったり弱気になったりもして
歳も近い私などは「くぅ~~、わかるよ~それ!」の連続でした。

ストーリー展開も文体も、ちょうどいいテンポで気持ちよく進んでいくし。
時々、どうしようもなく悲しい場面で胸を詰まらせたりもしましたが。

ここまで手放しでほめちゃう本て、久しぶり。
早く次のが文庫にならないかな~~。
このシリーズだけはさすがに買って揃えたいです。

86/100
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by yurinippo | 2007-09-06 14:01 | book