2007年 05月 04日
「エンジェル エンジェル エンジェル」
梨木香歩さん続きます。
エンジェル・エンジェル・エンジェル
梨木 香歩 / / 新潮社
おばあちゃんとの交流とか、女系家族のお話が多いような気がする梨木さん。
(私の読んだ本がたまたまそうだっただけなのかも知れないけど)
孫娘の考子と、半分寝たきりのおばあちゃんの「さわちゃん」。
このさわちゃんの少女時代が時々現れて、考子とお話しする。
そのきっかけとなるエンゼルフィッシュと、少女の頃のおばあちゃんが
タイトルの「エンジェル…」の謎解きとなっています。
活字がやけに大きくて、しかも上のほうが大きく開いているのでボリュームにやや欠けます。
私も家で(最後は病院だったけど)祖母を看取っているので、
何だかこの切なさはものすごくよく分かる。現実そのものかもしれない。
現実感がありすぎる反面、小説なんだからもうちょっと夢があってもいいかなぁ、と。
37/100
エンジェル・エンジェル・エンジェル
梨木 香歩 / / 新潮社
おばあちゃんとの交流とか、女系家族のお話が多いような気がする梨木さん。
(私の読んだ本がたまたまそうだっただけなのかも知れないけど)
孫娘の考子と、半分寝たきりのおばあちゃんの「さわちゃん」。
このさわちゃんの少女時代が時々現れて、考子とお話しする。
そのきっかけとなるエンゼルフィッシュと、少女の頃のおばあちゃんが
タイトルの「エンジェル…」の謎解きとなっています。
活字がやけに大きくて、しかも上のほうが大きく開いているのでボリュームにやや欠けます。
私も家で(最後は病院だったけど)祖母を看取っているので、
何だかこの切なさはものすごくよく分かる。現実そのものかもしれない。
現実感がありすぎる反面、小説なんだからもうちょっと夢があってもいいかなぁ、と。
37/100
by yurinippo
| 2007-05-04 14:50
| book