おうちしごと日報

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「屋久島ジュウソウ」

紀行文、好きなのですよ。
好きな作家さんのものならなおさら。

屋久島ジュウソウ

森 絵都 / 集英社


40/100

ただこの本、読んだら直ちに屋久島に行きたくなるとか、
そういうタイプの旅行記とかではありません。

て言うか、私など「屋久島だけはやめておこう・・」とまで思いましたもん(笑)

あまり準備をせず行き当たりばったりの旅をし、
(でも出版社がおぜん立てしてくれるあたりはどうだろう)
遠くへ旅をしても、ちょっとした冒険になっても、
結局自分の身の回りのことだけを淡々と書くこの姿勢!

まあ、そうなのですよね。
人間どんな珍しいものを見たって、
自分の理解の及ぶ範囲でしか見えないし分からない。
だったらそれを逆手にとって、
「旅をしている私と、私の周りのこと」だけ書いたっていいじゃない。
そんな旅の仕方だっていいじゃない。

と、いつも出かける前にガイドブックと首っ引きの私は
少しうらやましく思うのでした。とほほ。

そうそう、この本の中でも、先日読んだ小川洋子さんの「博士の本棚」の中でも、
武田百合子の「富士日記」の、誰が何を食べた、という記述が面白いと言われていたので
ガゼン興味が湧いて図書館に予約しようと思ったら3巻組なのね。
いま予約枠がいっぱいで・3冊も入らない…また今度にします。
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by yurinippo | 2010-06-26 09:15 | book