おうちしごと日報

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「インドへの道」

読んだ本を一覧するために作って半分放置していたブクログが
なんだか最近目覚ましく機能強化されていて面白くなってる。

おのずと本はそちらにアップしてしまうこととなり、
結果、こちらの本ネタがおろそかに…(ごめんなさい)
ブクログのほうも全然整理できてなくてグチャグチャなんだけどね(涙)

同じ本を読んだ人の感想を簡単に見られたり、
気になる読書家の本棚をフォローできたり、
新刊情報も早かったりなので、
読書好きの人は活用するといいと思います。
そして、本棚作ったら私に教えてくれるといいと思います。

ブクログでユーザー同士の交流ができるのだったら、
もう読書ネタはそっち一本でいこうかな、とも思ったり思わなかったり。

ブクログはこちら。http://booklog.jp/

私の本棚はこちら。yurinippoの本棚

で、最近読んだ本。

インドへの道 (ちくま文庫)

エドワード・モーガン フォースター / 筑摩書房



3/100(→まだ3冊か!)

先日の「ハワーズ・エンド」がけっこうよかったなーと思って、
E.M.フォースターをもう1冊。

題名に「インド」とつくけれど、インドはあくまでも舞台設定であって、
実際に描かれているのは植民地時代の在印イギリス人社会。
主人公のアジズという医師も、インド人・東洋人代表というよりは
植民地のイギリス人を映す鏡としての存在のように思えました。

外国にある、出身国を同じくする人で構成される社会って、
(↑これを表す適当な言葉ってなんだろう、たとえば『在外邦人』ていえば
外国に住む日本人のことでしょ、それを一般化した言い方。
『在外同国人』て言葉あります?)
出身国社会の縮図、というよりは、濃縮エキスみたいな感じですよね。

「ハワーズ・エンド」で、
出自によって考え方や生き方が規定される様子を見て
『めんどくさいとこだな…』と少し思ったのですが
その違和感をより分かりやすい形にして提示してあるのかもしれません。
インド人医師アジズもしゃべりすぎて煩いし、
現地人と仲良くしようとするイギリス人フィールディングスも、
イギリス人として生まれた以上、インド人に示す親切心が
どうも偽善っぽくなってしまうし。
自分の良心に従って行ったことが、相手には奇妙で失礼に映るこの矛盾。

正直わたしは「ハワーズ・エンド」のが好きだったのですが、
多分それは賢くて強い女性が多く出てきたからではないかな。
こちらの「インドへの道」に出てくる女性はみんな馬鹿ばかり(シツレイっ)
でちょっとうんざりでした。(笑)
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by yurinippo | 2010-02-02 15:55 | book